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玉ねぎ

 寒すぎるので散歩はやめにして、友達の家で映画を見ることにしました。

 まさかの「玉ねぎあるしな〜」が被りました。他人の家の冷蔵庫の中を見るのが好きで見せてもらっていたら、友達が明日絶対ポトフにしよと言って、「「玉ねぎあるしな〜」」でした。

 映画名は『メランコリック』。お供はホットココア(3杯目)。以下、感想です。(ネタバレあり。画像の下に文字起こししたものがあります)

考えていたら最後のいいかんじ(らしい)セリフを聞きそびれてしまった。
なんか、人生の中の幸せだと感じられる瞬間(短い期間)のために生きる、みたいなことを言っていたらしい。(←幸せじゃない人生の中の、幸せな瞬間を目指して生きる、みたいな感じ。)わたしはそう思わないので、そうですか。と思った。

松本はなぜ東(銭湯のオーナー)や主人公に心を許したのか?
オーナーに撃たれて涙を流したり、主人公にベラベラ自分のことや仕事のことを話していたのに、裏社会で上手く生きてる感じでいるのが、うーん?と思った。主人公に実家に住み続けることや彼女をつくったことを忠告していたけど、松本自身も実は脇が甘いなと思った。だから、松本がヤクザ(田中)に先を続まれたことに納得した。その後、主人公が田中を殺す。それはまあイレギュラー的な均街の崩れ、運が良かったというか、偶発的な(主人公・松本・アンジェラサイドにおける)事態の好転、としてありえるなと思ったが、その後主人公が東を殺したのは全然納得いきませんでした。
東と小寺以外の登場人物のことが理解できなかった。でも、東、主人公に殺されちゃった。小寺もサッと殺されてしまったし。

・アンジェラはなんで泣いていたの?
・田中はなんでオムライスを東に作ったの?
(後の血のかわりにケチャップを使うおもしろの伏線だとしても、まずそのシーン、松本みたいなプロが見抜けないの変だし…とか思う)
・百合はなぜ主人公に好意を抱いたの?
・主人公は銭湯の裏の仕事についてどう思っているの?
・夫婦仲がいい家庭で育つのってどういう気持ちになるの?
・理解のある柔軟な家庭ってどういう風に考えているのかな?

わからないことだらけでした。
わからない人の中にも、惹かれる人と、関わる気が起きない人がいる。
人物の掘り下げがあまりなかったからというのもあるかもしれないけど、残った人たちのことを知りたいと思わなかった。たぶん、合わないんじゃないかな?
魅力的な人物たちであることはわかるけど。

コメディだからいいのかな?途中からそう思ってた。
わたしがいろいろな設定とか描写とかを気にしているのはお門違いなのかも。普段コメディも邦画も見ないから、楽しみ方をわかってないのかな。とも考えたけど、違うと思う。

シリアスシーンもしっかり、殺陣もしっかり、コメディにもしたいし、恋愛も青春もしたい。なこの映画は、ボケや気の抜ける部分が多すぎたのかもしれない。
いや、反対かな?犯罪が絡むコメディ作品って、ずっとボケ続けなきゃならないのかな?

[コメディ]
しっかり緩急をつける

 |
 |『メランコリック』
 |

ボケ続ける

こんな感じで、どっちつかずだったのかも。

 売り場の値札がどの商品と紐付いているのかわからなくて、高いノートを買ってしまったので、文字を沢山書いてみました。
 読んでもらえたら嬉しいです。それでは。

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