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【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』37

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齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』目次マインドマップ

読書メモ

第6章 もっと「調べる力」を付ける!

  • 「データの読み方」⑥ 「世界幸福度ランキング」と「SDGsの達成状況」
    →データの取り方や設定の仕方に疑問をもつことも大事

    • 世界幸福度ランキング:日本は世界の54位(約150の国や地域のうち)
      統計データは鵜呑みにする必要はない(=疑問を持つことも大事)
      →日本での「国を信頼しない」は「もっと国に期待した」の裏返しなのではないか

    • 「SDGsの達成状況」:日本は世界165カ国中18位
      →上位の国は、北欧の国が目立つ

      • 日本は、

        • 「教育」「安全な水とトイレ」「産業・技術革新」などの面では世界をリード

        • 「ジェンダー平等」「不平等をなくす」「気候変動対策」などの面では低評価

    • 指標やランキングを通じて、日本が遅れているところを確認する
      →できるところから改善を図っていくのもよい

感想

統計データは、おおよその全体像を掴むのには便利ですが、データの背景にある回答者の思考は、インタビューしないとわからないのではないかと思います。市場調査でも、個人または集団のインタビューとアンケート調査を繰り返すのが理想的だと聞いたことがあります。

統計データが完璧でないのは、確かにそうなのですが、全体の傾向を教えてくれるのは確かです。「世界幸福度ランキング」も「SDGsの達成状況」も、ある種の傾向を教えてくれるものとして、活用するとよいのではないかと思いました。

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