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【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』32

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シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』目次マインドマップ

読書メモ

第4章 ステップ2 課題を分解する

  • 「分解すること」自体が解決策のヒントをもたらす

    • 課題に取り組むときによくあるのが、「解決したい課題が複雑すぎて、既存の解決策やアイデアは存在せず、特別な創造性がなければ解決できない

    • 課題を定義し、分解するプロセスそれ自体によって、課題中にすでに存在している解決策が少しずつ見え始める(=ステップ1と2は選択肢(解決策)を見つけるプロセス)

    • この段階で浮かんできたアイデアは、最終的な解決策ではない
      →解決策があると思い込まないようにする(=生煮えの解決策で妥協しない

  • ステップ2の「やめ時」はいつか

    • ステップ2の段階で結論に飛びつくのはまだ早い

    • サブ課題の見直しは重要

      • 少なくとも1度はリストを書き直す

      • 調査やインタビューで新しい情報が得られなくなるまで、見直しを続ける

      • 8割テスト:サブ課題をすべて解決したら、課題全体の8割以上を解決したことになるのか?

    • 解決策を出す前に、答えを出さなければならない重要な問いがある

      • この課題の解決策に何を望んでいるのか?

      • 理想的な解決策として、どういう感じのものを望んでいるのだろうか?

感想

やはり人間の心理として、早く解決策に飛びつきたくなのでしょう。課題を吟味することは大事だということが頭ではわかっていても、心がついていかないということなのだと思います。

この「Think Bigger」という本は、「課題」について3章分を割いており、それだけ「課題」は重要だということがわかります。「課題」にこれだけの章を割いている本も珍しいと思います。

「課題」を見つけて磨く訓練を今までしてこなかったので、学ぶことは多くあります。

ビジネス、学術、何によらず、いい課題になるまで、課題を磨き込んでいくことが大切なのだと思います。

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