見出し画像

資本主義を考えるための資料リスト 2選

資本主義とポスト資本主義を考えるための参考資料リストを集めました。書籍で過去から現在を知り、対談で未来を考えます。

【保存版】「ポスト資本主義」を読み解くための20冊

資本主義に関する本のリスト。20冊の紹介文を読むだけで、資本主義の発展の過程を大雑把に理解することができます。

このリストのなかには、マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』が含まれていません。リストの中にウォーラーステインの著書が含まれており、ウォーラーステインがマックス・ウェーバーの説を評価していないため、リストから除外されたのかもしれません。

しかし、資本主義が発展した国が、プロテスタント(特にカルヴァン派)の国であったことを踏まえると、マックス・ウェーバーの説も、一考に値すると思います。

Rethink JAPAN

波頭亮氏とゲストの対談集。司会は佐々木紀彦氏が務めます。経済合理性の行き過ぎの警告と、経済を超えた新しい価値観を模索する内容です。(全話無料で)

波頭亮氏は、経済合理性を超えるには、大きな物語の力が必要だと述べます。戦後直後の焼け野原の復興のために、効率と合理性を重視してきた生き方から、精神的な豊かさを求める動きへと、振り子が振れ始めたと感じます。

Rethink JAPAN の内容は、最近出版された、波頭亮『文学部の逆襲』でも触れられています。


最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。