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【読書メモ】波頭亮『成熟日本への進路』7

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波頭亮『成熟日本への進路』目次マインドマップ

読書メモ

I 二一世紀の日本の国家ヴィジョン

三 新しい国家ヴィジョン:国民の誰もが医・食・住を保証される国づくり

  • 財源の確保

    • 無駄を排除すれば、20兆円程度期待できる

      • 特別会計の埋蔵金

      • 公務員制度の改革

      • 前時代的な経済成長政策の無駄(景気対策、産業支援)

    • 国民の意識は、成熟化社会に向いている
      →増税を引き受ける覚悟もできている

  • 「医・食・住を保証される国づくり」という国家ヴィジョンは絵空事ではない

感想

財源は十分に確保できることは証明されているので、お金を持っている人に、実際どうしたら動いてもらえるか、が問題になってきます。

「弱者は救わなくてよい」という論調が強いなかで、個人の利益から公共の利益に目を向けられるようなメッセージをいかに作れるかが、カギを握っていると感じました。

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