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【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』45

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齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』目次マインドマップ

読書メモ

第7章 達人たちの「調べる」エピソード

  • 南方熊楠(在野の研究者、博物学や民俗学)

    • 強い問題意識のもとで調べた情報は必ず人を説得する力を持つ

    • 著者が注目しているのは「神社合祀反対運動」
      →各集落の神社を1つの町村に1つの神社に集約しようとした
      →そうなると、森林が伐採され、生物たちの命が失われる

    • 調べ物をするとき、憤りは強いエネルギーになる
      →南方熊楠は、生態系が壊されることに危機感をもった

    • 箇条書きで主張する
      →表現の明快さにより、説得力が高まる

    • 箇条書きでまとめるのは、要約力を鍛えるベストの方法

感想

憤りだけでなく、強い負の感情は、人を動かす強いエネルギーになります。あらぬ方向に行かぬよう、取り扱いには注意が必要ですが。

主張するときには、写真+箇条書き、または、図解(チャート)が一番なのではないかと、個人的には思っています。人は文字(文章)をほとんど読んでくれません。忙しい人は特にそうです。

要約して短くすることはAIにもできるかもしれませんが、要約する力は、持っておいたほうがよいと思います。自分が説明するときに、要約する力があったほうがよいと思われるからです。

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