【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』16
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第2章 創造的な脳
「多すぎる選択肢」はやる気を削ぐ
やる気を高めるためには、選択肢を与えることが重要なのか?
保育園での実験
レゴセットをテーブルに置き、その周りにほかのおもちゃを並べる
→レゴやほかのおもちゃを1つも手に取らず、窓の外をぼんやり眺めているだけほかのおもちゃを片付けて、レゴだけを置く
→レゴを熱心に組立て始めた選択肢が無限にあれば、やる気を引き出すのか?
ジャムの種類は少ないほうが売れる
選択肢を与えすぎることの弊害
選択肢の「適切な数」は?
人間が把握できる項目は「7個プラスマイナス2個」
制約がなければ、アイデアはただの「騒音」
→Think Biggerでは、3つのツールというかたちの制約を設けている
感想
選択肢が多すぎると、かえって人は選択できなくなる、と聞いたことがあります。比較し吟味して選ぶことは、脳にとても負荷がかかる実感があります。
自由にやってよい、と言われると、ある種の不自由さを感じます。何をしてよいかわからず、途方にくれる感じです。選択できる道が多すぎて、結局その場に立ち尽くして固まってしまう感じがします。
Think Biggerでは、ツールが3つに限定されています。これが10あったりすると、どのツールを使うかで迷いそうです。3つだけだから、シンプルに感じられるし、使ってみようという気になります。
制約というと悪いことに見えるかもしれませんが、決めることを減らしてくれるし、思考の基準点を作ってくれているとも考えられます。そういう意味では、創造的な活動において、制約は悪いものではないと思います。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。