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【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』05

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シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』目次マインドマップ

読書メモ

第1章 「Think Bigger」とは?

  • 「有用な組み合わせ」で課題を解決する

    • イノベーション複雑な課題を解決するための、古いアイデアの新規かつ有用な組み合わせ

    • Think Bigger

      • 解決したい課題を特定し、定義することから始める

      • 一個人としてよりよいアイデアを生み出せる方法を教える

        • イノベーションでは、大勢でアイデアを出し合う方法は通用しない

        • チームは作業には向いているが、思考には適していない

      • Think Biggerでは、アイデアを生み出すステップを鋭く意識する

        • イノベーションのプロセスを意識する

        • アイデアが自然に湧き上がるのを待つよりも、解決策を探しみすけ出すことができる

感想

「チームでやれば、個人でやるよりも、いいアイデアが出せる」ということがまことしやかに言われてきたと思います。アイデアといっても、0→1的なアイデアと、1→10的なアイデアと、10→100的なアイデアは、それぞれ、性質が違うものだと思います。

何も無いところから選択肢を作っていくときの手法と、選択肢そのものをブラッシュアップしていくときの手法と、質が違うものなのかもしれません。無から作り出していくのは、やはり、独りで行うほうがよいと思います。芸術、文学、哲学などをみていると、多くの人が関わればいいものが生み出せるというものでもないことがわかります。

新しい組み合わせを出す、つまり、発散は、大勢で行うとよいように感じます。発散したアイデアを収束するときには、個人の思考が必要であると思います。その収束のときに、個人の洞察力が発揮されると思います。大勢で収束してしまうと、個人の洞察力の鋭さが、互いに相殺されてしまう感じがします。

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