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【読書メモ】齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』23

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読書マインドマップ

齋藤孝『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ』目次マインドマップ

読書メモ

第5章 調べたことは「アウトプット」!

  • TIP 36 「調べる→活用する」を習慣付けると、調べ方の技術はぐんとアップする!

    • 能力を評価してもらうには、「調べる→活用する」のアウトプットの習慣を身に付ける

    • 著者はたくさんの情報を調べているわけではない
      「調べる→活用する」を繰り返すことを重視している

    • 調べた情報の活用法

      • まず「人に話す」

      • 書いて発信するのもおすすめ

  • TIP 37 アウトプットを前提にして調べる

    • アウトプットを前提としない調べ物は無意味
      →調べ物をしすぎて、1本も論文を書けなかったことがある
      最初に論文の骨子を決めて、必要な資料を集めていく方法にした
      →調べるときの「目的」をはっきりさせることで、調べる手間や時間、コピーの枚数までスリム化した

    • アウトプットを考えるときは、最初にできるだけ「範囲」を限定すること

感想

内田和成氏の「仮説思考」を思わせます。

網羅的に資料を集めてから書こうとすると、情報の海を探し回ることになり、非効率で時間がかかってしまいます。いったん仮説を立て、全体のストーリーを構成してから資料を探すと、必要な情報に絞って収集することができます。

網羅的に資料に当たらないと、結論が間違っているか心配になりますが、『仮説思考』によると、間違った結論のときには、そもそも根拠となる資料が集まらないそうです。斎藤先生のお話もありますし、一度全体を構成してから、資料・情報を集めてみるとよいのではないかと思います。

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