【イベントレポート】私設図書館BOOX 『BOOX、1日に3つもイベントやるってよ。』
10月にオープンした「私設図書館BOOX」のオープニングイベントに参加してきました。
イベントは以下の3部構成で盛りだくさんの内容です。本好きにはたまりません。
第一部『私とは何か―「個人」から「分人」へ』初めてのABD
第二部『行けば優しくなれる場所』優しい気持ちになれる読書会
第三部『第1回小学生の課題図書で 読書感想文書いてみた』
今回は第一部と第二部に参加しました。
第一部『私とは何か―「個人」から「分人」へ』初めてのABD
初めてABDという読書法で本をよみました。課題図書は、平野啓一郎さんの『私とは何か 「個人から分人へ」』です。
ABDでは、各自一章ずつ分担し、自分の分担分を読んで後にみんなの前でプレゼンテーションして内容を共有します。自分の分担は一章分ですが、みんなの発表を聞いて、一冊分が理解できる仕組みです。未読の本でも短時間で内容を理解できる読書法です。
私が担当したのは「第2章 分人とは何か」です。本を一章ずつバラバラにして各自で担当分を読みます。読了を読んだ内容、自分の意見を紙にまとめ、みんなの前でお話しします。イラストを書いた人、文字だけの人、それぞれ個性が出ていて、まとめの内容を見ているだけでも楽しいです。
第二部『行けば優しくなれる場所』優しい気持ちになれる読書会
心を優しくしてくれる本を持ち寄り、みんなに紹介する読書会です。中でも印象に残ったのが『きょじんとみち』という絵本。
紹介してくださったかたのお話によると、この絵本を紹介した2人の人生に大きな影響を与えたそうです。そのうちのお1人は、この絵本を読んだあと、フランスに留学に行ってしまったのだとか。本・絵本が人に与える影響というものを改めて感じました。
まとめ
終始和やかな雰囲気で楽しくくつろげた一日でした。
本の他にもボードゲームがあったり、『ガンダム・ジ・オリジン』の愛蔵版があったりまったりとした空気を味わえる私設図書館でした。
たまにはゆったりと時間を過ごしてみたいと思われる方におすすめの図書館です。
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