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【読書メモ】内田和成『仮説思考』15

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内田和成『仮説思考』目次マインドマップ

読書メモ

第3章 仮説を立てる

  • 仮説を構造化する

    • 大きな問題と小さな問題を明確にする

      • イシュー・ツリー/論点の構造化と呼ばれるアプローチ
        ツリー構造の絵を描き、システマティックに仮説を構造化する方法(p.149 図表3-4)

      • 事例:売上が上がらない理由を構造化する
        →大きな理由は2つ

        1. 総需要が減少しているため、シェアは維持しているものの、売上が減少しているケース
          →なぜ総需要が減少しているのか?(成熟期に入ったから、消費者の嗜好がシフトしたから)

        2. 総需要は減少していない、あるいは、増加しているけれども、自社の売上だけが減少しているケース(自社が競争相手に負けているケース)

          1. 仮説①:製品力で負けている
            →他者から新商品が出ている
            →口コミで他者製品に人気が集まっている

          2. 仮説②:販売力・マーケティング力で負けている
            →価格競争を仕掛けられている
            →競争相手が非常に上手なプロモーションをやっている
            →消費者が商品を購入するチャネルが変わり、顧客が得意でないチャネルにシフトしている

      • このようにして、イシュー・ツリーで論点を掘り下げ、構造化する
        立てた仮説を検証して絞り込み、可能性のある仮説については、さらに踏み込んで仮説を立てて、検証する
        →上記の作業を繰り返すのが、イシュー・ツリーのアプローチ

      • イシュー・ツリーのアプローチを使うメリット
        自分が立てた仮説を検証するときにわかりやすく整理できる
        相手を説得するのに有効(反論を受けたときにも、イシュー・ツリーを見せながら、論理的に説得できる)


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