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ネットワーク形成としての「コストコ」

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こんにちは、くにたけりんです。
今回は「ネットワーク形成としての「コストコ」」というテーマで、今僕が読んでいる本「値付けの思考法」を参考にお話しできればなあと思いますので、よろしくお願いしま〜す!

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では本題です。
外資系企業で、日本のスーパー業界のトップに君臨する「コストコ」。日本のスーパー業界に参入してきた海外企業は今まで数多くあったのですが、ほとんどが撤退しています。その理由は、日本人独特の心理だったり価格帯だったり販売しているブランドの認知力等、さまざまな要因があったのですが、コストコはそこら辺をくぐり抜けて今もなお成功を収め続けています。そんなコストコは、なぜ成功し続けられているのか、そのひとつに「コミュニケーションとしての役割」を担っているからではないでしょうか。具体的に説明していきます。


コストコはネットワーク形成の場である

僕はコストコに行ったことがないのですが、動画やら画像やらを見ているとかなり広々としていますよね。売っているものも、到底1人では食べられないような、いわゆる業務用食材みたいなのがたくさん売っている。それをたくさん買うとなると、女性1人では持てないので家族みんなで行こう!となります。コストコの中にはそこで食べられるホットドックとかもあるのですが、それも日本サイズとは言えないほど結構ボリューミーなので、みんなで半分こしようか、となる。
コストコの特徴を列挙していくと、どうやら節々にコミュニケーションを作る機会が設けれていることがわかります。家族できても迷惑にならないぐらいにお店が広いことも、一個一個の商品が大きいことも、ホットドックを食べられるサービスがあることも。

普通のスーパーと違う点として、コストコは「コミュニケーションの場所である」ということが挙げられます。

さらに、コストコはその場のみコミュニケーションの機会を提供しているだけでなく、お客様がコストコをでられた後もコミュニケーションの機会を提供してそうです。

とても1人では食べきれない食材を、家族で買うこともあれば、1人で買うことだってありますよね。しかも、賞味期限もながいとは言えないです。家族にしろ1人にしろ、食べきれない可能性が大きいのです。そんな時にどうするか、「友達にあげる」「お隣さんにお裾分けする」ですね。
コストコはその場自体がコミュニケーションの場であるのは間違いないのですが、帰ったその先の地域ネットワークのなかでのコミュニケーション機会提供の役割も担っていそうです。

お裾分けされた方々は、普段スーパーでは食べられないコストコならではの商品を目にする・口にするため、「こんなのあるんだ!俺もコストコってやつ行こ〜!」となる可能性が生まれます。そうやって、コストコは自分たちで宣伝しなくても、すでにファンやりピーターになってくれている方を筆頭に、その認知力をあげています(これをバズマーケティングと言います)。


とにもかくにも、コストコはただただスーパーとしての役割を担っているだけでなく、来てくださるお客様のコミュニティやネットワークの形成の一旦も担えるよう、工夫が施されている、というお話でした!
何か皆様の参考になれれば幸いです、ではまた!!

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