デザイン革命
こんにちは、国武凜(くにたけりん)です!
ピアスブランドLUXER MOON(ルクサームーン)のオーナーをしたり、武田塾布施校で主任講師をしたり、近畿大学生をしたりしておりまーす!
今回は「デザイン革命」というテーマで、個人的にかなり衝撃を受けた内容をお話ししていきます。よろしくお願いしまーす!
「松山座 子供席ギフト権」
本題に入る前に告知を1つ。
プロレス選手・松山勘十郎が座長を務める「大衆プロレス 松山座」の子供席を、来場した子供たちにギフトできるチケットがございます。
これからの時代を担う子供達にエンタメを届けたい、という思いで活動されてらっしゃる僕の先輩が舵取りをされてらっしゃいます。
どうか応援していただけないでしょうか。
「松山座子供席ギフト権」はこちらのリンクから購入できます↓
よろしくお願い致します!
白木夏子さんの新ブランド誕生
では本題です。今回はかなり衝撃を受けるお話しなのかなと。
以前、バカのように毎日投稿していたら、こういったコメントをいただきました。
コメントをいただき本当にありがたいという思いと、ブランドをやっている身として勉強しないわけにはいかないという思いで、白木夏子さんについてめちゃくちゃ勉強しました。
白木夏子さんはエシカルジュエリーブランド『HASUNA』の代表取締役社長で、最近だとVoicyを始められたり、新しいブランド「XE:KFH(ゼクー)」をローンチさせたりと、いろんなところでご活躍されてらっしゃる方なのですが、この「XE:KFH(ゼクー)」というブランドが、今回の記事の主軸となります。
「XE:KFH(ゼクー)」というブランドは、普通のブランドと違い、NFTを絡めたブランドとなっております。
具体的に、PBT(Physical Backed Token)のNFT規格を取り入れた日本初のブランドで、簡単に言うとNFTオークションで勝った人にまずジュエリーが届き、そのジュエリーに組み込まれたチップをスマホで読み取るとNFTが入手できるという、Scan-to-Ownを実現したブランドとなっております。
もう少し具体的に見ていきましょう、こちらの記事をご覧ください↓
お時間のない方のために、主要な部分を引用させていただきます。
『日本初のPBTチップ使用のNFTプロダクト
初回コレクションは国内ブランド初の取り組みとしてPhysical Backed Token (PBT)のNFT規格を取り入れた。PBTはNFTを転送する際に商品に添付されたチップのスキャンが必要であり、物理アイテムとNFTが紐づいていることが証明できる、Scan-to-Ownを実現する。』
『洋服や靴をNFTで購入することによって所有欲が満たされるのであれば、洋服の大量生産・大量廃棄問題にも貢献できるのかもしれないという仮説がファッション業界で生まれている
歴史上、装身具や宝石が存在しなかった文明はない。果たしてこのWeb3.0の文明の中でジュエリーや宝石の姿はどのようなものになるのか?不在になるのか、それともまた新しい価値が生まれるのか?リアルな世界で希少価値の高いダイヤモンドやルビーは、NFTになっても価値が高くなったりするのか?』
あんまり興味ない人からしたら
「へぇ〜、そんなブランドが誕生したんだ。」
ぐらいでしょうが、僕はこの新たなブランドの形に可能性を見出しています。
NFT(PBT)×ブランドの可能性
具体的に、どのような可能性を秘めているのか、先の引用とも重複する部分も兼ねてリストアップしていきます。
・オンライン、メタバース上でジュエリーを購入することで所有欲求が満たされるのなら、大量生産・大量消費に終止符を打てるかもしれない
・先史時代から人類とともに時代を歩んできたジュエリーは、AI革命後も存在しているのか、それとも人類にとって不要なものになるのか?
・NFT独自のコントラクトナンバーとシリアルナンバーをフィジカルな物体に刻印することで、オンライン×オフラインならではの独自性が生まれる。この価値の可能性は?
この辺りです。
しかし、本題はここから。
デザイン革命
僕は、このNFT×ジュエリーに無限の可能性を見出しています。特に「ピアス」との相性が抜群にいいと思っていて、なぜかというとピアス(特にフープピアス)といった他ブランドに対して形(デザイン)に差のない商品が、PBTのNFT規格を取り入れることによって、実物のピアスの形ではなく、NFTデザインで差別化を測ることができる。
そして、この現象がジュエリーの形・デザインの概念を、180度変えると思っております。
例えば以下のツイートをご覧ください↓
これまでスケートのデザインって、形はどれも大体同じで、あとは「スケートの色」とか「そこに何が描かれているか」、そして「誰がそれを作って販売しているのか」という「視覚的デザイン」と「人」で差別化を謀っていました。
しかし、PBTのNFT×スケートになってくると、従来の「視覚的デザイン」や「人」はもちろんのこと、
「NFTアートのデザイン」(上のツイートでいうところの森やスケートの下の石など)
もスケートそれ自体のデザインとなります。
つまり、スケートのデザインの幅が大きく広がるということです。
回すことも可能だし、正面だけ向けることも可能。隣におじさんを座らせてみてもいいですよね。これまでだったら「形がかっこいいからこのスケートを買う」とか「○○さんが愛用しているからあのスケートを買う」といった感じでしたが、これからは「隣におじさんがいるからこのスケートを買う」となる可能性があるということです。この場合、スケートのデザインの一部としての「隣のおじさん」となるのです
(いってることわかります?)
従来のスケートやジュエリーのデザインは「視覚的デザイン(形、色)」と「人」のみだったのに対し、これからのデザインとはNFTアートの「世界観」も含まれるということ。そして、これは何もスケートやジュエリーに限った話ではない。
(しかも、上のツイートのスケートは、重量の観点から使用することをお勧めしていないのです。やばいだろっ!!)
今まデザイン的に差別化しずらかったものが、一気に差別化できる時代になったのだと思います。
すでに権威を得たブランドがあぐらをかいたまま利益を得られる時代ではなくなり、日の目を浴びなかったブランドが圧倒的才能で権威に下剋上を果たすことが可能になった時代となりました。
これからどうなっていくのか、また何かあれば共有させていただきます。
それではまた🥳
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