見出し画像

#07 女性が働き続けること

 将来を考えるとき、いつも不安になることがある。それは、子供が生まれて仕事・家事・育児の両立がスタートすること。今回は、25歳結婚半年子なしの自分が想うことを書いてみる。

 世の中は、出産しても働き続けたい女性が7割を超えるほど働く女性が増えている。自分もそのひとり。仕事を通じて、社会の一員として役に立ったり、考えが深まったり、成長できたり、達成感を感じたり、新しい事を知れたりするところが気に入っている。では、子どもを産んでからも今までと同じくらいのボリュームで仕事をしたいか、ということはどうだろう。個人的には、時間的量は減らしたとしても、仕事の質や難度は変えたくない。それは仕事のやりがいに関わる部分だから。
 でも、旦那さんと2人の今でさえ仕事と家事の両立は大変。毎週後半はヘトヘト。平日昼休みにはもう夕飯と明日のお弁当のことを考えて、土日は1週間の献立を頭に浮かべてスーパーに。毎日のゴミ出しも、気づいたら汚れる床の掃除も、出しっぱなしの食器の片付けも。生きていれば当たり前のことが憂鬱になることがある。

 一般的に女の人の方が、色々な事にすぐに気付いてしまうのは何でだろう。床に落ちているゴミだって、机の上の汚れだって、気付かなければやらなくていいのに。仕事が忙しかったり疲れて余裕がなくなると、ついそんな事を思ってしまう。良くないと自覚してる。

 私の旦那さんは、家事をする。いつも本当に助かっている。特に、一般的な男性と比べて洗い物や洗濯、お風呂掃除など十分な完成度で出来る。この「完成度」が重要で、ここが低ければ「自分でやった方が早い」、「任せなければ良かった」と思う原因の一つになる。考え方は2択で、①自分と同じ完成度を求めるなら自分でやるか、やり方を丁寧に伝える、②「完成度」自体にとやかく思わない、言わない。自分と同じ人間ではないことを理解して、考える事が必要。
 あっ、上記2つの考え方の大前提として、感謝と思いやりの気持ちを持つのが一番大事なポイント。

 お互いに働いている中で、そもそも家事ってどちらかが主体でやるものではなく、2人で手分けしてやるほうが圧倒的にストレスがない。得意なものを得意な方がやれば尚良い。家電に頼るのも良い。
 大事なのは上手にやる事じゃなくて、手分けして「一緒にやる事」。家事を「手伝う」とか「参加する」っていう表現をする人はとても苦手。 
 それは育児も同じ。「育メン」とか怖い。お母さんだから子供が熱を出したら仕事を休んだり、お母さんだから夜泣きに付き合ったり、全てを「お母さん」に任せるのは良くない。もうそんな時代ではないと思う。

 何年後に子どもができるか、またはそもそも子どもができるかどうかもわからない将来。家族が増えても、そうでなくても、夫婦で一緒に協力してすごしていきたいな。今こうして考えたことと、実際の生活を比較して、それもまた記録に残したいな。


この記事が参加している募集

#スキしてみて

529,171件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?