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#23 【梅仕事】ヘンテコな梅雨と初めての梅干し作り

スーパーに、梅の実やら瓶やらが並ぶ6月。
今年も梅仕事の時期がやってきたようだ。

今年は人生初の梅干しを漬けようと決めていたので、会社の先輩、まりさんに教えてもらえるように頼んでおいた。

まりさんから6/26に、朝市で梅をゲットして梅仕事をしましょうと連絡があった。

当日、まりさんと一緒に朝市へ。

朝市で梅を広げるおばあちゃん

行ってびっくり。
いろんな種類の梅が所狭しに並んでいた。

梅干しには青梅よりも熟れている梅の方がいいらしい。
朝市のおばあちゃんたちの意見を聞きながら、南高梅と越の梅、高田越後という3種類の梅を計5kg購入した。

赤紫蘇

紫蘇も忘れちゃいけない。
使うのは少し先だけど、塩揉みしてその時を待つ。
これで百円。だったかな。安い。。

選別中の梅

梅をゲットしたら、まりさんの家へ。

梅を洗い、良品とB品に仕分けて、ヘタを取り焼酎で拭いてよく消毒する。
途方もない作業だけど、誰かとやると楽しいもの。
おしゃべりしながらあっと今に終わった。


ちなみにまりさんお手製のレシピはこんな感じ。

まりさん流梅干しレシピ

保存瓶を焼酎で消毒し、梅と塩を交互に詰めて、上に重石代わりのお皿を乗せて、ひとまず作業完了。

消毒作業を怠ると、カビで台無しになるらしく、一番慎重に入念に取り組んだ。

B品としてはじかれた梅さんは、梅酒や梅シロップにするために、ホワイトリカーや氷砂糖を入れて別の瓶やジプロックへ。
これもまた美味しそう...

左 梅酒 右 梅干し

この後、梅干しは毎日1回瓶を振ってかき混ぜて「梅酢」という梅からの水分を出す工程へ。
早めに梅酢に全ての梅が浸かる方が、カビも防げて良いらしい。

梅を瓶に詰めてから1週間を過ぎた頃、ついに梅酢が瓶の上まで上がってきた。
順調順調。
まりさんと相談し、2週間まで待ってから赤紫蘇を入れることにした。

赤紫蘇を入れた梅干し

赤紫蘇を入れたら、梅が翌日から綺麗なピンク色に変わっていた。
梅干しっぽくなってきた...

これでもう1週間ほど付けたら、いよいよ「土用干し」の工程だ。
土用干しは、3日ほど晴れの日が続くタイミングで、梅を干して、殺菌と実をぎゅっと凝縮する作業だ。

今年は梅雨入りして全然雨が降らないうちにすぐ梅雨明け宣言があったので、もう夏晴れが続くのかと思っていたけど、なんだか様子がおかしい。

7月中旬になって、また梅雨のように雨の日がずっと続いているのだ。

これじゃしばらく梅干しが干せないじゃないの。

そこで、土用の期間を調べてみた。
毎年8月7日頃に、「立秋」があり、この立秋の直前のおよそ18日間が、夏土用とのこと。

2022年の夏土用は、7月20日(水)~8月6日(土)。

まだまだ大丈夫。
ちょっと安心した。

梅干し作りは気長に待つことも重要のようだ。
先に出来上がった梅シロップで、梅ジュースを飲みながらゆっくり過ごそう。

梅シロップの炭酸割り

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