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#38 【初めてのことだらけ】妊娠初期~中期の記録
2月末に妊娠が分かって以来、初めてのことにたくさんの戸惑いがあった。
「母、一日にしてならず」、そんな言葉が良く似合うくらい、産むまでのトツキトオカでお母さんになっていく、させられていく、そんな気がしてる。
妊娠初期は、つわりに苦しんだ。
こんなに医療が発展しているというのに、つわりを全快させる薬は何でまだないの?と絶望した。
最初は「なんだか食べたいものがないなぁ」という感覚から始まって、次は「これだけが食べたい!」という感じで、ある食べ物をいきなり欲して、そしてそのブームは1週間も持たずに去り、次のブームへと移行する。
妊婦さんあるあるらしいけど、まずはポテチを永遠に食べた。(マックのポテトの人もいるらしい)
会社にいても、居ても立っても居られず、休み時間に近くのコンビニまで行ってポテチを買って、車の中で食べたり…
その後、どんどん悪化して温かい食べ物の「湯気」が受け付けなくなり、3月のまだ寒い時期に、冷たい素うどんを啜っていた。
仕舞いには、ヨーグルトとりんごしか受け付けなくなり、それなりにあった体重がみるみると落ちていった。
いつか終わるはずのものなんだけど、個人差があり、人によっては産む直前までつわりが治らなかった、なんて人もいるらしい。
そんな記事をネットで読んでしまい、すでにゾンビのような風貌になっている私のメンタルも崩壊していった。
約2ヶ月間のつわりは、9-11週辺りをピークに徐々に回復に向かい、4ヶ月に入る5月のGW明け頃にはだいぶ元通りになった。
体型や体内の変化も、これまた初めてのことばかり。
妊娠が分かってから、最初の内はお腹は全然出ていないけど、お腹の中の違和感、というか不快な感じが毎日あった。
今思えば、あれは胎盤が出来上がってちゃんと赤ちゃんがお腹に定着するまでの大事な時期だったのだろう。
言葉に表すまででもないが、毎日の地味につらい症状のことを、妊娠中の「マイナートラブル」というらしい。
自分自身にしかわからない不快感や地味な辛さは、妊娠前には到底想像もつかなかった。全国の妊婦さん、経産婦さんは本当に強い。
私の場合は、お腹の不快感、お腹と胸周りのかゆみ、足の付け根の痛み、体力激減、などがあった。
これからまたお腹が大きくなるにつれて、腰痛とか他のトラブルも出てくるのかもしれない。笑
お腹の大きさも、4か月以降徐々に目立つようになってきた。
今は妊娠7か月手前だけど、Tシャツを着ていてもお腹がポッコリしてるのが分かるくらいには大きくなってきた。
旦那さんには、キューピーちゃんみたいと言われる毎日。笑
持っていた洋服もほとんど入らなくなって、お洋服屋さんを見ても、今は着れない…とちょっと悲しくなる。
でも、期間限定のキューピーちゃん体型も、とことん満喫したいと思う。
あとは、胎動を感じたことも、びっくり嬉しかった。
最初は自分の腸が動いている?ような感覚で半信半疑だったけど、ある日「ぽこん!」とお腹を蹴るような感覚に変わった。
嬉しいけど不思議な感じ。
本当にこのお腹に新しい人間がいるんだ!みたいな。
旦那さんも、お腹に手を当てて胎動を感じてもらった。すごく嬉しそうで私も優しい気持ちになった。
妊娠が分かってから、毎日ちゃんと無事に元気に育ってくれますようにと願っている。
今までちゃんと生きてくれているのも奇跡だし、これから先、生まれるまでも、生まれてからも、どんなことが起こるのか分からない。
新しい命を生み出すことの神秘さは、計り知れない。
赤ちゃん、旦那さん、残りの妊娠生活とこれからの育児生活も、よろしくね。
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