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#39 【今年は監督】27歳妊婦の畑仕事事情

去年から始めた「週末農家」。

本当は「農家」と言えるほどかっこいいものではなく
会社の人が貸してくれた畑に、植えてみたいものを適当に植えて
週末に1度見に行って、見よう見まねで手入れをするだけ。

といっても、私は東京生まれ、東京育ち。
実家の周りは住宅街とビルだらけで、畑の経験はゼロ。
こんな私にとっては、週末畑仕事をやるだけっていうでも大きな進歩。

早生の枝豆🫛

私たちの畑は、広い敷地を一定間隔に区切って、それぞれ別の方が使っているような場所の一角。
だから、畑に行くと誰かしらに遭遇できる。

いつのまに大きくなってたオクラ

「おはようございまぁーす。」
知っている人は誰もいないけど、大きな挨拶とニコニコ笑顔だけは忘れずに。
そうすると、「いつもがんばってるねぇー。えらいねぇー。」と褒められる。
なんだか嬉しい。

そして、「これもってきなー。」と採れた野菜をくれたりする。

おナスとピーマン

なんとも平和な世界。
でも、時々立ち話をしていると、ネイティブスピーカーすぎて方言が聞き取れず何を言っているのか理解できない時もある。

そんな時も、スマイル、スマイル。

さて、そんな私たちの「週末農家」は今年から2年目に突入した。
2月に妊娠が分かったので、今年は私が「監督」、旦那さんが「実働部隊」として、二人三脚でのんびりとやることになった。

妊婦の監督🤰

まずは5月に種から苗づくりをしてみた。
ミニトマト、ナス、ピーマン、モロヘイヤ、オクラ。
ハウスがないので、いきなり寒い日があるとせっかく出た芽が枯れてしまい、何度か悲しい思いをした。

何とか育ってきた苗🌱

6月に入りだいぶ暑くなってきたころ、なんとか育った夏野菜の苗たちと枝豆(茶豆、肴豆)の種を畑に植えた。
その翌週、畑に行くと、生き残った苗7割と枝豆の双葉がお出迎えしてくれた。
うん、これだけ育てば十分。

重いものを持つことや、長時間前かがみにしゃがんだりするとお腹に負担が掛かってしまうので、大体の作業を旦那さんにお願いした。

いつもありがとう

いつも文句も言わず、一緒に畑を楽しんでくれて、大変な作業も積極的にこなしてくれる旦那さんには、本当に頭が上がらない。
だから、早朝に行く時の、畑で食べる用の朝ごはんと水筒は私が準備しようと決めている。

苗が育ってくると、背丈が膝上ほどになり私も作業がしやすくなる。
この前の三連休は、ミニトマトのわき芽かきと肥料やり、強風で曲がった支柱の立て直し等を行った。
ちょっとずつ実がついてきたから、来週、再来週には何か収穫できるかも?
とても楽しみ。

茶豆🫛

隣の畑の「師匠」は、元JAの方でいろんなことを教えてくれる。
いつも畑に行くと「無理せずにね~。」「おれも見ておくから大丈夫だよ~。」と、これまた優しい。
そして、「良い感じのキュウリやナスを見つけたら、俺がいなくても持って行ってね。」と自分が育てている野菜をいつも分けてくれる。

土いじりをすると優しい気持ちになるのか、土いじりをしている人に優しい人が多いのか、本当に素敵な人ばかり。

畑で食べた自家製ハンバーガー🍔

夏野菜の収穫を楽しみに、今週末も畑へ行ってみよう。

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