＃30 街の朝。

動き出す街の朝。
日の出と共に活気付いていく。

かつて行ったタンザニアの朝はエネルギーそのもの。
たくさんの人たちが活動し始め、
見知らぬ人たちとすれ違い越しに挨拶を交わす。

おじさんたちは食堂で
チャイとチャパティを食べながら雑談。

大通りではバイクが行き来し、
マーケットでは採れたての野菜が並ぶ。

濃いピンク色のジャカランタが
日光を吸収しさらに色濃く揺れる。

自然と早起きが楽しくなる。

さて今日は5時半に起き、
シャワーを浴びて
旦那さんと一緒にラジオ体操。

温かい飲み物で体を温めてから
娘も一緒に３人でウォーキング。

お家に戻って家事が始まる。
さて洗濯物を干すか。

すると窓の外から
鳥たちの鳴き声
車が走り通る音
黙々と職場へ向かう人

モーニングが始まる喫茶店
コンビニに出入りする人たちの様子
挨拶をし合う子どもたち

暗い夜から目覚め出した街の朝
今日一日のエネルギーを分けてもらえる気がする。

どこにいてもそれは変わらない。