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#39 子供から見える景色

先日、名古屋市美術館に行ってきた。
me-timeを堪能したくて
普段行けない場所へ。

ちょうど開催していた福田美蘭さんの展示。
前から気になっていたポスター。
鰻重3つ。

入り込んだら衝撃を受けた。
写真のようだけど、一筆一筆アクリル絵の具で描かれているとは。

あと西洋美術の有名作品を
視点を変えて描かれていた。

特に心を打ったのは、
レオナルド・ダヴィンチ作『聖アンナと聖母子』。
まさか幼子イエスから見た母とおばあちゃん。

それは優しい眼差しでありながらも
守るものがある責任感が伝わってくるマリア。

そのマリアの後ろに嬉しそうな笑みを見せるアンナ。

その姿を毎日見ていた幼子イエス。
安心感に包まれていただろうな。

その作品を見て、
私も娘からどう見られているんだろうか。とふと思った。
マリアやアンナのように優しくてでも頼りになる母親と映っているんだろうか。

ずっと育児をしていて
娘のためと思って離乳食やお着替えやお遊びをしてきた。

でも実は私中心に考えてしていたんじゃないだろうか。。
娘視点で考えてこなかったなぁ。

娘から見て嬉しそうな母親に映っているだろうか。
疲弊している母親に映っていないだろうか。
心から幸せそうな母親に映っているんだろうか。

考えさせられる素敵な作品に出会えて本当に良かった。

気づけば2時間半没入。
最高な時間を過ごすことができた。

さらに近くのカフェで読書しに行こう。
心踊るとはこのことか。

ちなみに名古屋市美術館「福田美蘭 美術って、なに?」展は11月19日までということなので行ってみたい方はお早めに。


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