小説家さんって
作家さんの頭の中ってどうなっているんだろう。
私は浅井リョウさんの作品を立て続けに読んでいるけれど、その作品には偶然にも、どちらも映画を撮る青年が出てくる。
きっと浅井さんは、大学時代に自分が映画サークルに入っていたか、小説を書くだけでなくて映画を撮ることにも興味があったか、もしくは映画好きな友人か誰か近しい人がいたんだろうな、と思う。
彼の歳が私とほぼ変わらない若めの作家さん(自分のこと若いって言いたいわけではない!)だってことくらいしか知らないので、あくまで想像なんだけれど。
別の方の病院とか医療系のことを書いた小説を読んだことがある。医療系の大学のご出身かな?と思ってカバー裏の略歴を見るけれど、まったくそんなことはなくて、それなのに何でこんなに病気やら治療の過程やらに詳しいんだろうって、本当に不思議だった。
多分よくよく考えれば、単純に調べてるんじゃないかな。でも、お医者さんや患者さんの気持ちなんて本当のところは当人にしかわからない。やっぱりそこは想像力なんだろうか。
それとも、実際にそういう方が身近にいて、普段から話を聞く機会が多いんだろうか。
私も病院の話は、医療事務をやっていた妹に聞くのが早いし、裏話なんかも聞けちゃう。
自分が何か物を書くとしたら、やっぱり想像で書くのは難しい。実体験、見た話、聞いた話ぐらいしか書けないだろう。
いろんなジャンルの作品を書く作家さんは、どんな風にして作品を書いているんだろう。
私は普段、こうやって書いてますよ!という話を聞いてみたい。そういう作家さんのインタビュー記事とかあれば、読んでみたい。いや、それくらい探せば出てくるのかもしれないけど…対談集みたいなのとか。
想像は自由だ。でもたしか、小説を書く時はその内容が正しいか確認する仕事の人もいるはずだから、(石原さとみちゃんがドラマでやってたやつ?見てないから違ったらごめんなさい!)そうしたら自分の専門外の分野で書こうとすると、かなりの時間を調べることに費やすはず。そこまでしても書き上げたい、伝えたい何かがあるんだろうなぁ。
今後もいろんな作品読んでいこうと思います。
私の今年の目標は、趣味欄に堂々と読書って書くことだからね!
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