見出し画像

介護職を採用するポイント②

こんにちは!
リクサポ運営局です!

効果に差がつく、介護職採用の「求人を書くコツ」

ただ情報を羅列した求人では、なかなか効果が見込めません。というのも、転職サイトには、常に数多くの求人が並んでいます。転職経験がある方は心当たりがあるかもしれませんね。求職者は、それらの求人一つひとつを、隅々まで目を通しているわけではありません。「はじめはザっと見てみて、気になった求人があれば、詳しく見る」といった流れで求人を探す人が多いです。そうした中で、求職者の目にとまるためには、求人の各項目を工夫する必要があります。


そこで、「求人の項目ごとのポイント」「イマイチな書き方」「GOODな書き方」についてお伝えしていきます。


職種名

求職者が求人を見る上で、はじめに目にするのが職種名。職種名を確認して、自分が希望する仕事かそうじゃないのかを判断する求職者が多いです。「とはいっても、職種名なんて介護スタッフやケアワーカーくらいしか書き方が思いつかない……」と思われる方もいるかもしれません。しかし、職種名でも工夫するポイントはしっかりあります。そこで、実際の例を見ながら、解説していきます。


■職種名のポイント
職種名で重要なのは、「どんな介護職なのか」「自分でもできそうか」「働き方や収入」がパッと見ただけで分かるようにすることです。

■イマイチな職種名
・介護スタッフ
・ケアワーカー
・施設長

一見すると問題がないように感じられるかもしれません。しかし、求職者にとっては少々不親切です。たとえば、施設長だけでは、「どんな施設で働くのか」「どんな仕事を任されるのか」が分かりにくく、イメージできません。

■GOODな職種名
・デイサービスの介護スタッフ ◎残業月5時間以下!有給取得率100%。
・ケアワーカー ★未経験歓迎!資格取得支援制度あり。
・施設長(施設運営やスタッフ管理をお任せ)◎新規オープンの施設をお任せします

実際に任せる仕事内容をピックアップすることで、仕事のイメージがしやすくなります。また、求人の魅力となるポイントをあわせて記載することで、より一層興味をひくことができるのです。


仕事内容

■仕事内容のポイント
職種名と同様に、具体的に記載することが重要です。「自分でもできそう」「やってみたい」というイメージを持ってもらえる内容にすることで、効果アップにつながるでしょう。ちなみに、求職者の約4割が「求人に書かれている仕事内容が分かりにくかったので応募しなかったことがある」というデータも。仕事内容は、効果を左右するとも言えます。さらに、仕事内容の書き方を工夫するだけで、入社後のミスマッチも防ぐことができるでしょう。

■イマイチな仕事内容
高齢者の方の介助をお任せします。

■GOODな仕事内容
デイサービスにて、高齢者の方の介助をお任せします。

<具体的な仕事内容>
・利用者様の送迎のお手伝い
・食事・入浴・排泄などのサポート
・日々の介護記録の作成

◎デイサービスの定員は30名。1日5名の職員で対応します。ベテラン層が多いので、困った時はすぐに相談できます。

◎事務作業にはタブレットを活用。各フロアにタブレットを置きデータなどを即座に入力できるようになっています。

◎デイサービスなので夜勤はありません。業務効率化を図っており、残業も月5時間以下です。

このように、「どのような仕事を行なうのか」「関わる人数は?」「業務量はどれくらい?」「夜勤・残業はどれくらい?」といったことが分かるように書いてみましょう。


応募資格

■応募資格のポイント
応募資格において重要なポイントは、「採用する上で必須となる経験・知識・スキル」と「あったら嬉しい・優遇される経験・知識・スキル」を分けて考えることです。たとえば、以下のような書き方はあまり良くありません。

■イマイチな応募資格
・未経験歓迎!経験者・有資格者優遇します!

こうした書き方をすることで、応募阻害につながる可能性があります。どういうことかというと、未経験者と経験者の両方を記載してしまうことで、「きっと未経験者より経験者が優遇されるんだろうな…」という印象を求職者に与えてしまうのです。「未経験OKだけど、できれば経験者にもきてほしい」という気持ちもよく分かります。しかし、「未経験OK」と記載してあるのであれば、「未経験OKなら、経験者も応募できるだろう」と求職者は考えるはずです。

■GOODな応募資格
・<職種・業種・社会人未経験、第二新卒、歓迎!>これまでの経験はいっさい問いません。
・介護職員初任者研修の資格をお持ちの方
・介護業界での経験をお持ちの方(トイレ・入浴・食事・着替えなどの介助をひとりで行なえる方を想定)

応募資格を書く際に、「業界経験をお持ちの方」と大きく絞ってしまうのも問題です。「経験」といっても企業によって必要とされるスキルは異なります。たとえば、「生活介助ができる」といったスキルで書くことで、求める人材に「自分のことだ」と思ってもらえるでしょう。


給与・年収例

■給与・年収例のポイント
給与・年収例を記載する上で重要なのは、どれだけ詳細に記載できているかということ。実際の支払方式(時給・日給・月給・年俸制)に合わせて求人へ記載するのはもちろん、賞与や各種手当なども補足として記載するようにしましょう。

■イマイチな給与・年収例
月給19万円以上
※経験・能力を考慮の上、給与額を決定します。

■GOODな給与・年収例
月給19万円以上+賞与年2回(昨年度実績:3ヶ月分)+残業手当(100%支給)
※別途、家族手当(1人あたり:月1万円)や住宅手当(月2万円)を支給します。
※経験・能力を考慮の上、給与額を決定します。

【月収例】
22万円/入社1年目/21歳

【年収例】
300万円/入社1年目/21歳
340万円/入社3年目/23歳

給与は、求職者が必ずと言っていいほど目を通す項目です。多くの求職者が見る項目だからこそ、給与に関わる手当などもあわせて記載することで、魅力づけができます。

また、月収例や年収例も記載することをオススメします。というのも、月給だけで転職を決意する求職者は少ないからです。自分の転職活動に置き換えてイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。おそらく今の月収・年収と比較するのではないでしょうか。月収・年収を記載して、求職者が将来の見通しを立てやすいようにすることも大切です。


休日休暇

■休日休暇のポイント
介護職経験者の転職理由に、「労働時間が長い(残業が多い/休日が少ない)」がランクインしていたように、「しっかりとお休みが取れる環境なのか」ということを重視する求職者は多いです。そこで重要なのが、「長期休暇の日数」「有給休暇の消化率」などをきちんと記載すること。また、結婚・出産後も働きやすい職場であることを伝えるために、「産前・産後休暇」「育児休暇」だけでなく、取得・復帰実績まで記載することをオススメします。

■イマイチな休日休暇
・週休2日制(月8日休み/シフト制)
・年末年始休暇
・有給休暇
・産前・産後休暇
・育児休暇

■GOODな休日休暇
<年間休日110日>
・週休2日制(月8日休み/シフト制)
・年末年始休暇(6日)
・有給休暇(有給取得率は90%以上です)
・産前・産後休暇(取得復帰実績あり)
・育児休暇(昨年度は3名が取得しました)
◎月3~5日は希望休の取得が可能です。土日休みも応じます。
◎有休は1時間単位で取得することができます。

このように制度や情報を羅列するのではなく、補足で説明を加えることで、より魅力的に仕上げることができます。


求人の書き方次第で、応募効果は大きく変わります。今回ご紹介した以外にも様々な応募を増やすコツがるため、応募効果でお悩みの方は、エン転職にお気軽にご相談ください。


介護職の採用成功事例

介護職の採用活動を成功させた企業の事例をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

職種名:介護スタッフ
採用エリア:東京
給与:月給21万5900円以上
応募数:11名
内定:2名

職種名:訪問介護スタッフ
採用エリア:愛知
給与:月給23万円以上
応募数:5名
内定:3名

職種名:生活サポートスタッフ
採用エリア:大阪
給与:月給24万4375円以上
応募数:11名
内定数:1名

↓↓人材採用についての問い合わせはこちらから↓↓
「リクサポ」公式LINE


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?