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note1周年記念漫才 【漫才・2935字】

A:はい、どーも、よろしくお願いしますー。
B:どうも、どうも、お願いしますー。
A:始まりましたけどもね。
B:始まりましたねー。
A:何が始まったんですか?
B:何がって漫才ですね。はい。
A:はい。ということで、今日はいい天気ですね。
B:そうですか? 曇天ですけど。
A:もう暑いなーって。
B:いや、今日はそんなに暑くはないですよ。
A:暑くて暑くて、もう汗だくなんですよ、私。
B:ほんとだ。顔中に汗が光ってますね。テカテカですね。
A:暑さと緊張とで汗が止まらないんです。
B:これで拭いてください。どうぞ。(ハンカチをAに渡す)
A:(ハンカチを受け取って顔を拭く。ハンカチをBに返す)
B:(一瞬戸惑うが、ハンカチを受け取る)
A:ありがとう。
B:いえいえ。
A:それにしても、いい天気ですねー。
B:いや、天気の話はいいから、本題へ入ってください。
A:そうでした。今日はご報告したいことがあるんでした。
B:そうです。そこをお願いしますよ。
A:はい。あのですね、「りくのすみこ」、note1周年を迎えました! ありがとうございます!
B:ありがとうございます!
A:もう本当に、ね、ありがとうございます!
B:ありがとうございます!
A:1年ですよ。
B:1年ですねー。
A:どうでしたか、この1年。
B:うーん、長いような、短いような。
A:そうですね。この1年はもういろいろとね。
B:うん、大変な年でした。
A:あれが気になっちゃってね。
B:あれですね。
A:はい。今もなお、気になる状況が続いていますけれども。
B:そうですね。大変です。
A:今日は何人だ、今日は何人だ、ってね。
B:そうですね。
A:ここは、1週間で大体80人から200人ぐらいのところを行ったり来たりですね。
B:ああ、それぐらいの所ですか。大変ですね。
A:大変ではないですけどね。
B:そうですか。大変じゃないんですか。
A:皆さんのところはもっと多いんじゃないですか。
B:まあ、人の多い所はもっと多いですよね。
A:ここは隅っこのほうですから、そんなもんです。
B:まあ、でも、とにかく減ってほしいですよね。
A:いやいや、減ってほしくはないですよ。何をおっしゃる。欲を言えば、増えてほしいですよ。
B:増えてほしい?
A:はい。増えてほしいです。
B:え? なんで?
A:へ?
B:コロナの感染者の数が増えてほしいっていう理由は何ですか?
A:コロナの感染者の数? いやいや、私は、noteの私どものページの閲覧者数のことを言っていたんですよ。
B:あ、そっち?
A:はい。
B:つまり、noteのページビュー数を気にしてるんですか。
A:はい。
B:それはこれから追々考えていきましょうかね。
A:そうですね。そうそう、今日(5月12日)は「看護の日」なんだそうですよ。
B:そうなんですね。看護師の皆さま、ありがとうございます!
A:ありがとうございます!
B:大変ですよ。
A:大変です。コロナが何しろ大変です。
B:そうですね。
A:当然、コロナも気になるところなんですけれども、ちょっと、今日は、私どものnoteの話をさせていただいてもよろしいでしょうか?
B:お願いします。
A:私ども、2020年5月7日、ちょうど1年ほど前に、noteに初めて投稿したんです。
B:そうですね。
A:初投稿から、1年、経ちました。
B:はい。
A:たくさんの方に読んでいただきましたね。
B:そうですね。
A:たくさんの方にスキを付けていただきました。
B:はい。
A:コメントをいただいたり、
B:うん。
A:フォローしていただいた。
B:ええ。
A:そして、サポートもいただきました。
B:そうですね。
A:本当に、ありがたいですね。うれしいですね。
B:本当、そうですね。うれしいことですし、ありがたいことです。
A:スキ、コメント、フォロー、サポート、その一つひとつが本当に大きな励ましになっていますよね。
B:いやあ、本当、そうですね。一つひとつが次への原動力になっていますね。
A:ありがとうございます!
B:ありがとうございます!
A:・・・。
B:(Aをちらっと見る)
A:・・・。
B:(ハンカチをAに渡す)
A:・・・。
B:そんなに泣かないでくださいよ。漫才中なんだから。
A:ちょっとすいません。(ハンカチで思い切り鼻をかむ)
B:・・・。
A:ありがとう。(ハンカチをBに返そうとする)
B:飛沫の塊が付いたから洗ってから返してください。
A:へ? ああ、はい。(ハンカチをポケットにしまう)
B:・・・。
A:あと、われわれ、10万字マラソンっていうのを走っているんですよ。
B:はい。noteに投稿した記事の文字数をすべてカウントして、合計10万字を目指すというものなんです。
A:どこまで進みましたか?
B:前回の投稿までで、8万436字です!
A:おおー、けっこう進みましたね!
B:はい。けっこう進みました。
A:カミュの『異邦人』ぐらいの文字数は行ったんじゃないですか?
B:そうですね。文字数は、同じぐらいですね。
A:もちろん、文字数はですね。
B:はい。文字数は、です。
A:すべて太陽のせいです。
B:それは優しい無関心で聞き流します。
A:(ちらっとBを見る)
B:・・・。
A:10万字まであと1万9564字ですね。
B:そうですね。ざっくり言うと2万字ですね。
A:引き続き、楽しみながら走っていきたいですね。
B:そうですね。
A:そこは完走したいですからね。
B:目標を100万字から10万字に直していますからね。
A:100万字はちょっと遠すぎたから。
B:そうですね。われわれが100万字を目指すっていうのは、普段、散歩すらしないのに、いきなりエベレストを無酸素で登頂しようとしちゃうのと変わらないですからね。
A:うまいこと言おうとしましたねー。
B:嫌な言い方しますねー。
A:はい。まあ、そういうようなことなので、まずは10万字を目指していきます。引き続き、楽しく走っていきましょう。
B:そうですね。
A:ところでね、私、1年をひとつの区切りとして、今まで投稿したものを読み返してみたんですよ。
B:ほう。
A:ひどいですよ。
B:ひどいですか。
A:誤字・脱字、てにをはの誤用、言葉の誤用、主語・述語のねじれ、いじけた性格、まあ、ひどい。
B:それは、これから少しずつ直していくしかないですね。
A:直るかな。
B:難しいでしょうね。
A:はい。ということで、いつまで続けられるかは分かりませんが、これからもぜひ「りくのすみこ」のページに寄っていただきたいと思っております。
B:そうですね。
A:これからも、よろしくお願いします!
B:よろしくお願いします!
A:・・・あれ? (ポケットに手を入れて、ハンカチを出す)
B:どうしましたか?
A:これはあなたのハンカチですよね。(ハンカチをBに渡そうとする)
B:いや、それはあなたの飛沫の塊が付いているから、洗ってから返してください。
A:私の飛沫はあなたの飛沫でもあるんですよ。AもBも1人でやってるんだから。
B:それを言う?
A:ていうか、飛沫の塊って何ですか?
B:汗と涙と鼻水のつもりですが。
A:1年間、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。
B:オチないなー。どうぞよろしくお願い申し上げます。




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