領域展開!!自分の強み領域で戦えば強者にも勝てます。
この世はビジネス戦国時代、そして情報過多時代。
競合も新たな参入もどんどん増える中、そしてその情報をキャッチできる時代だからこそ、自分の事業はどう戦おうか悩んでいる人も多いと感じます。
今回の記事では、そんな方に「もうすでに持ってるもので戦える」「自分の強みで戦えばいい」と伝えていきたいと思います。
自分のことよくわからないよっていう方も多いと思います。
そんな方にも自分の特徴の見分け方っていうのもぜひお伝えしていくので最後まで見てくれると幸いです。
*事業営んでいない方は3章からおすすめです。
1:信長も海の上なら負けない!!だったら海で戦えばいいだけである。
[瀬戸内海の覇者]村上水軍はご存知でしょうか?
日本最大の海賊と言われており、なんとあの織田信長水軍でさえフルボッコにされていたことがあります。
織田信長といえば、戦上手で有名ですよね。
「長篠の戦い」「桶狭間の戦い」など多くの戦で素晴らしい戦略で勝利をあげ多くの武将に畏怖を与えてきました。
そんな織田水軍でさえこの村上水軍には第一次木津川口の戦いで完敗しているのです。
船上での戦い(白兵戦)が強いだけでなく、「焙烙火矢(ほうろくひや)」という独自の武器もこれまでの海上戦での学びから開発していて、圧倒的に有利に戦を進めました。
*焙烙火矢は今でいう手榴弾のようなもの
対して織田水軍は、通常陸地で使う火矢を用いていて揺れる船上では、狙いにくく村上水軍に比べるとかなり不利でした、、、
織田水軍を全滅させた戦を見てわかる通り、いくら陸上で強くても得意領域で戦えば勝てるということです。
得意領域の大切さ、得意なこと、強みの見つけ方などを実体験も混ぜつつ引き続き話していきたいと思います!
2:自分の得意なところで勝負する!
村上水軍の話で強みで戦えば、強敵でさえ討てるとわかってくれたかと思います!
私の尊敬するマーケターでUSJをV字回復させた森岡毅さんも『得分野で勝負する』ことが大切だと常々お話しなさっています。
実際、森岡さんが再生させた事業はUSJだけではありません。
強みで戦うという意味で最も驚愕を受けたのは「ネスタリゾート神戸(旧:グリーンピア三木)」です。
破綻寸前のこの施設を救ったわけなんですが、森岡さんが参画する前までは「山の中にあって緑しかないので集客ができない」という考え方でした。
しかし、USJの経験を経て「あと資金が〜円あれば」「もっと〇〇があれば」と考えたところで、ないものはないと理解していました。
そこで、自然の豊かさといった、あるものを活かす方法として『大自然の冒険テーマパーク』に生まれ変わらせたのです。
元々敷地内にあった沼や、池を使っているだけですし、人気アトラクションの一つバギーなんて、一台30万円でコースは舗装をあえてしないと進めたので資金を全然かけずに生まれ変わらせたのです。
「何もない」「自然だらけ」というものこそが『興奮』を与え、都会の人々をネスタリゾートに引っ張り出したのです。
「都会では味わえない、大自然の中だけの子供との特別な遊び」を提供したのです。
だからこそ、何から何まで舗装せずできるだけ自然に近い形で提供してるのです。
人間の根源的な本能を突いてるとほんとに森岡さんを見てて思います。
本能については前回記事にまとめています!ぜひこの記事を見た後でも振り返ってみてください。
でもなぜこれができたのかについては、見習うべき話があります。
消費者の気持ちを理解するべく、『猟師』に弟子入りしたのです。
「自然に人は何を欲するのか」「何で欲が掻き立てられ興奮するのか」を知るべく森岡さん自身で体験し学んだのです。
ネスタリゾートだけでなく、USJ時代もエンターテインメントを理解するべく、「ドラゴンクエスト」や「モンスターハンター」などのゲームを何千時間もプレイしたりと消費者理解、人間理解を徹底しておりました。
みなさんが思うマーケターのイメージがわからないですが
「データを見る人だ」と思ってる人がいるなら私は違うかなと思っています。
まず見るべきものは『人間』です。人間の本質・本能です。
2ー1:強みは伝わらなければ伝わっていないのと同じだ!!
強みで戦いましょうという大切さは理解ができたかと思います。
しかし、やはり何度も言うように、自分の特徴や事業の特徴を理解できてる方は意外にも少ないのです。
自分の強み、自分が求められているものを理解してる人は少なく、特徴を伝えれない、伝えきれていないから消費者にはせっかくの良さが伝わっていないのです。
『あなたにも必ずいいところ、強みはあるのです』
でも伝わらないって悔しくないですか?
僕は日本一周を通して地元青森も含めて地方にはもっともっといいところはあると確信しています。
事実、とある地方の長年休みなしでこだわり続けている餅屋さんがあるんですが、最近JRとの取引や某デパートとの取引が決まったのです。
長年同じものをこだわり続けていても伝えきれないとその良さが伝わらない。
でも伝われば地方だからこそ口コミで回るのも早いのです。
だからこそまずは事業の基盤となる部分を築き上げるためにも、自分の強みや特徴、事業の強みや特徴をしっかり棚卸ししましょう!
*強み発掘、棚卸しのお手伝いもできますのでぜひご連絡してくれたら一緒に事業の土台の一歩を組ませていただきます。
*ちなみにこの私の歴ネスというコンテンツも自分の強みを理解してでの設計になります。おかげさまで独自のポジショニングを取ることができ、お問合せや信頼の向上につながっています。
だからこそほんとに伝えたい、自分の強みで戦いましょう、、
でも、強みって一人じゃ見つけれないのかな?って思う人もいるかと思います。
そんなことないのでぜひ次の3章で強みを発掘してほしいなと思います!
3:強みの見つけ方は『TCL』にある
ここからの話は事業やってる人だけにいってることじゃないので、ぜひ大学生、社会人、子を持つ親も参考にしていただければ幸いです。
そしてこれは森岡毅さんが考えた強みの見つけ方です。その名も『TCL』
これを今回この場を借りてお届けさせていただければと思います。
これが『TCL』の中身です。
ここからぜひワークを行ってほしいのですが、上記の例にあるようにこれまでのあなたの経験で、好きだったことを『動詞』で分けてみてください!
動詞は被ってもいいので、50個〜100個くらい思いつく限り出してみてください!
その仕分けでの多い偏りがあなたの強みであり、少ない偏りが弱みという特徴になります。
例えば、Communicatioが少なくThinkingが多いとした時に、それ自体が悪いとかではなくて、その人に合った職能が違うということです。
上記のような人にコミュニケーションが必要な営業職を行わせたり、自分でその道を選んだりしてもすごく苦しい思いをして自分を責めてしまうきっかけになりかねません。
誰にでも強みはあるし、ないものはないのです。
自分の特徴を知るっていうのは単に強みを知りましょうっていうだけでなく、弱みを知ることで素直に助けを言えるからです。
「できないものはできない」「わからないものはわからない」と素直に自分と向き合えることで仲間や関係者さんにも素直に向き合っていい関係性を築いていけます。
改めてそれを認識して、事業の構築はもちろん、就職や転職、子育ての糧にしていただければと思います!
最後に〜あなたは、あなたでしかない〜
私が本気で常々伝えたいことを今回は伝えさせていただきました。
「あるもので勝てる!」「あなたはすでに素晴らしい」ということをぜひこの記事と一緒に記憶に刻んでいただければと思います。
時代が進み、情報過多ゆえに比べる比較先もきっと増えて自分を見失いがちになりますが、「ないものを追ってもないまま」ですし、「誰かになろうとしてもあなたはあなたでしかない」のです。
そしてそんな、あなたにはあなたの良さがあります。
それがなんなのか、何が求められているのかを徹底解剖すれば事業は自ずと設計の土台を作ることができるのです!
*もちろん事業だけでなく、就職や転職にもこの考え方は活かしてほしいと思います。
最後に、今回も実践ワークを出していますので、ぜひ行ってみてください!
そして、もしよろしければ頑張った仕分けも見せていただければと思いますし、棚卸し希望の方もどんどん行っていきましょう!
ぜひ下記にご連絡ください。
大尊敬する森岡毅さんのこも話せましたし、日頃からの私の事業への想いも伝えさせていただきました。
データではなく、マーケターが見るのは、まずは『人間』
これを大切にしこれからもビジネス戦国時代ともに勝ち抜きましょう!
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