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即順応!!プロトタイプ思考で進化し続けろ

この世はビジネス戦国時代。
特に今の時代、時の流れが速いように感じる。
環境変化や、テクノロジーの発展などで価値観も変化する。
そんな中、ゆっくりプロダクトを組み立てていたら、競合に一気に喰われる。

そうならないために今回は、英雄ナポレオンの『プロトタイプ思考』を参考にしていただければと思います。

これを読んでいただければ、事業のスピード性が増しながらも、いらないリスクを削減し勝ち戦に事業をもっていけると思います!


1:勝ちたいならまず動け!「机上の空論はやめませんか、、」

戦の天才で近代戦争の礎を築いたとされる英雄「ナポレオン」
そんなナポレオンの戦の得意技が「右手で敵の攻撃を受け流し、左手でカウンターを決める」です。

そうです、ナポレオンは「静的」状態には重きを置かず、相手が仕掛けてきた「動的」状態に活路を見出していました。

*松村 劭の書籍にナポレオンの戦について載っています。

実際にそれで、アウステルリッツの会戦(三帝会戦)を始め生涯38の戦を行い35勝もしています。

若い頃から戦をしてきて、事前の準備で全て固めようとしても、物事が始まってからようやく見えてくることが多いなと感じたナポレオンは、「順応する」ということを選びます。

そして、それを若い頃から貫き、机上の空論に頼る古い指揮官を震撼させてきました。

ここで感じていただきたいのは、「机上の空論の脆さ」と「得意パターンの創出の大切さ」です。

そこについて伝えていきたいと思います。


2:プロトタイプから始めるリーン戦略

みなさんのプロダクトはどうやって組み立てたものですか?または、どうやって組み立てようと思っていますか?

今の時代は、プロトタイプ思考によるリーン戦略を推奨したいです。
冒頭でもお伝えした通り、ビジネス戦国時代すぐに参入者が現れますし、掴んでおかないとすぐ顧客の価値観も変わっていきます。参入者にも時代にも飲みま込まれないようにプロダクトを動かし続けましょう。

2−1:リーン戦略とは?!

リーン戦略
コストをかけずに最低限の製品・サービス・機能を持った試作品を短期間でつくり、顧客の反応を的確に取得して、顧客がより満足できる製品・サービスを開発していくマネジメント手法

いわゆる事業をおこなっていくために大切なPDCAサイクルをプロダクト設計段階から駆使したものですね。

当たり前ですが、これをどれだけ大切にできるかで事業の伸びは変わってきます。

リーン戦略には2つのメリットがあります。

リーン戦略のメリットの1つ目が「リスクの削減」
需要がないものに「お金」「時間」「労力」といったリソースをかけなくて済むので、盛大に作ったものをお披露目して売れないみたいなリスクを冒さなくてすみます。

リーン戦略のメリット2つ目が「圧倒的スピード感」
お客さまの声を取り入れながらどんどん改良しながら作れるため、改良しては打ち出してと繰り返すことでブランドとしてのスピード性(ムービング)も起こし続けれます。


デメリットとしてよく挙げられるのが、サイクルを回してるうちに目的がわからなくなると言われたりします。

確かに何でもかんでもPDCA回すというより、どこに仮説を置くかがすごく大切です。関係ないことを検証しても前に進まないですし、改悪になってしまうこともあるので、このプロダクトの目的は大切に押さえておきましょう!

2−2:今ある大手も初めから完璧じゃない

完璧を求めて、それから世の中に提供したい人ってもしかしたらいるかもしれません。もちろん素晴らしいと思います。

でも、どうせなら「顧客に取り入れて欲しくないですか?」
イノベーションの記事でも話しましたが、いいものも取り入れてもらわなきゃ意味がないので、、、

実際、GAFAの一角であるフェイスブック(現Meta)は、数週間でとりあえずサービスを出したところから始まっています。(その頃使ってる人がいたら昔はどんなものだったのか教えて欲しいです笑)

コンパクトな試作品から、そこからユーザーの動きを見ながら改良していく。
会議室の中で議論を並べて話し合うより、現実に使ってもらった声やデータを見た方が勝機は見出せる。
まさに「動的状態」を作り出してから動くというナポレオン戦略(リーン戦略)です。

事実多くの方が今でもFacebookを用いていますし、私もご活用させていただいています。(それぞれのSNSの特徴なんかも今度コンテンツ出そうかな?)

何が言いたいかというと、リーン戦略はベンチャーだからとか、大手だからとか関係なく使えるものですし、何よりプロダクトは声を聞いて今も進化し続けらます。

常にお客さまの声に耳を傾け、即順応し、進化し続けましょう!


3:戦をするときは勝つ時であれ

どういうことかというと、ナポレオンのようにこれをやればほぼ勝てるという得意パターン(勝ちパターン)を作ってください!

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ワクワクしないと言われそうですが、ワクワクするプロダクト内容と攻め方はまた別物です。ワクワクする世界を実現したければしっかり実現できる攻め方をして欲しいなと思います。

例えば、私の大好きなONE PIECEのルフィさんは、ワクワクが大好きで危なそうな島にもいきたがりますが、それは天候を読めるナミさんや他の一味がいるから確実に行けているのです。
全てルフィさんがやろうとしても、きっとワクワクした島にはたどり着けずに転覆するでしょう、、、

では、勝ちパターンはどうすれば見つかるのか?!
答えは一つ『愚直さ』です。

愚直に行う実践ポイント
アンケート、ヒアリングで掘り下げまくって「CVポイント」「CVルート」を明確にしてPDCAを回す!(私が普段用いてるアンケート用紙や使い方を知りたい方はぜひご連絡ください)

どれだけ掘り下げて共通項を見つけれるか、愚直にやり続けられるかが、勝ちパターンの精度を上げます


最後に〜まだ進化し続けろ〜

これから先も時代の変化はきっと目まぐるしいことかと思います。
新たな価値観だって芽生えることでしょう。
でも、それは人の反応を見て気付けるものです!

机上の空論でわかるのは「〜こうなるかも」「多分こうだろう」です。
だからこそ事実を確認しましょう。
事実をもとに「動的状態」で即順応する力を身につけましょう。

そして、これから先も変わりゆく世界に順応し常にみなさんのプロダクトが進化し続けることを応援しています。

最後に、本日も「実践ポイント」というものを出しました。
今回は「アンケートの実施」ですね!
やるため質問、やってみての躓きなど教えていただけたらフィードバックできるかもしれないのでぜひ気兼ねなくご連絡ください!(下記にInstagram貼らせていただきます)

時代にも、新規参入者にも、競合にも負けないビジネスを作り上げましょう。
お客さまの声を拾い、進化し続けるプロダクトでビジネス戦国時代勝ち抜きましょう!

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