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[一歳半絵本]東大生ママは幼少期一日何冊読み聞かせた? 図鑑は好奇心を育む!

「子供にたくさん絵本を読み聞かせしてあげたらいいって聞いたけど一日何冊くらい読めばいいの?」「図鑑もいいって聞いたけどどんなものを読ませたらいいのかな」

今回は日本の大学のトップ、東大生の幼少期を参考にしてみました。絵本はもちろん、図鑑も幼少期に読んでいたという学生が大多数。図鑑が好奇心を育て自然と賢い子供になるんだとか?

一歳半におすすめの絵本と図鑑もご紹介します!

読み聞かせは言葉の発達に不可欠

英語を上手に話せるようになるには、言葉のインプットの後にアウトプットをすることが大事だといわれます。これは英語に限ったことではなく日本語でも同じ。目で見たり耳で聞いたりして自分の脳にインプットした後に必ずアウトプットする機会が必要です。

視覚を使って絵本を見る+聴覚を使ってイメージを膨らませる→イメージを言葉にする

インプット→アウトプットは何度も繰り返すことで言葉を自分のものにすることができます。1人で絵本を黙々と読んでいてもインプットはできますが、読み聞かせをすることで耳からの情報も入ってくるのでよりインプットしやすくなりますね。

二歳ごろになるとそれまで沢山の言葉をインプットして溜め込んでいた子供が一気に沢山の言葉を話し出す「言葉の爆発期」といわれるものがやってきます。もちろん時期に関しては個人差が大きいので、平均5~6語ほどだといわれる一歳半ごろでも50語以上話す子もいます。

なかには80語話す子もいると聞いてびっくりしました。わが子は一歳半で7語、平均的だったのかなと思ったと同時にこのままでいいのか?と危機感も覚えました。個人差はあるとはいえここまで差が出るのはインプットの数が不足しているのでは?そんな気すらしました。幼少期は取り戻せないもの、できることはしたいですね。

幼少期の絵本・図鑑は好奇心を育てる

乳幼児期に与えるものは絵本だけでなく、図鑑も取り入れることをお勧めします。

0歳の赤ちゃんはまだ視覚が十分に発達していないため、明暗のはっきりしたものやカラフルなものに反応し興味を持ちます。丸や三角といった形状や、しましま模様やうずのような単純な模様といったシンプルな描写の絵本の方がこの時は好奇心を刺激するでしょう。

大人と同じ視力になるにはまだまだですが、1歳台になるとだいぶしっかり見えているそうです。そして一歳半にもなると一人歩きが安定してくるころでありますので外遊びが増えていくことが多いのではないでしょうか。

外の世界に多く触れるようになった時に活かしたいのが絵本に加えて図鑑です。図鑑は外の世界で見るリアルなものとリンクして脳にインプットすることができるので、対象となるものへの好奇心が倍増するのですね。

お勉強でいうと予習もしくは復習みたいなものですね。子供ながらに「あ、これ知ってる!」「これ見た!」となりもっと探したい、もっと知りたいというワクワクな感情がどんどん磨かれていきます。これぞ好きこそものの上手慣れですね。

好奇心がわくことは感情を高ぶっているということになりますが、感情と記憶は脳の中で密接に関係しています。記憶をつかさどる海馬が何かを覚えようとしているときに強い感情が動いているとその感情もセットで印象付けられます。

京大の卒業生であるロザンの宇治原さんが実践していたのが「感情記憶法」とういうもので、勉強するときに教材を声に出し大げさにリアクションしながら感情移入して覚えるようにしていたそうです。

一歳半ごろの外遊びが増えることには図鑑を使って子供の好奇心を育て感情を豊かにする環境を作ってあげたいですね。

東大生は年間何冊読んでいた?8割以上が図鑑愛読者!

以前東大生を対象にした興味深いアンケートが行われていました。それは東大生の小学生時代に関するもの。

東大生と一般学生の違いをしらべたアンケートを見たところ、子供時代の勉強時間や遊びの時間に大差はなかった。決定的に違っていたのは、読み聞かせの量でした。

引用:「幼児期からの育脳バイブル 」主婦の友社

そのアンケートによると「読書は好きでしたか」という質問には87%がはい、「図鑑が自宅にあり読んでいましたか」といった質問には86%がはいと答えたそうです。

一歳半ごろの幼児期の子供にとって図鑑はインプット+アウトプットのための役割を果たす部分が大きいですが、小学生頃になるとさらにその対象物の生態など、詳しい情報などを活字でインプットすることができるんですね。

東大生は一般学生よりはるかに絵本の読み聞かせの量が多かったと述べられていますが、一体何冊ほど読んでいたのでしょうか。

教育雑誌のAERAdotの取材を受け、わが子を三人東大へ入学させた東大ママさん。とにかくたくさん本を読み聞かせたということですが一体何冊読み聞かせたのかというと、その数三歳まででのべ1万冊!それに加えて一万曲の歌も歌って聞かせたそうです。

3歳までに一万冊読み聞かせるって一日に何冊読めばいいんだ!と絶望しましたが、東大ママさんが一日に絵本を読み聞かせしたのは10冊。毎日カレンダーに正の字を書いて目標を達成していたそうです。10冊なら何とか頑張れるかもしれませんね。

ただ、子供が嫌がったら無理に進めて最後まで聞かせようとしないほうがいいでしょうね。あくまでも幼少期に大事なのは子供がワクワク、聞きたいという好奇心を育てることが大事なので。

そして東大ママさんが読み聞かせで心がけていたことで共通していることがあります。それは、文章を読むときにさらさらと読むのではなく、一音一音はっきりと口をしっかり動かして読み聞かせることだそうです。

一音一音区切るとまるでお経のような読み方になってしまいそうですが、それがポイントなんだそうです。

一歳半におすすめ絵本・図鑑

ネットや本、幼児教室から絵本については敏感に情報収集するので、そこから幼少期におすすめとされている絵本はできるだけ娘にも読み聞かせてあげています。ここでは、お外遊びが多くなる一歳半でよんでほしいおすすめの絵本と図鑑をご紹介します。写真の図鑑もしくはリアルタッチの絵本です。

【はじめて図鑑415】

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引用: https://l-world.shogakukan.co.jp

身近なものを写真で紹介した「はじめて図鑑415」、タイトル通り動物、鳥、乗り物、恐竜、形など、子どもたちに人気のテーマ別に415点ものが掲載されています。英語表記も併記されているので英語教育にも使えます。

図鑑とはいえ注釈や解説などはなく、写真と日本語・英語表記のみ。しかしこの図鑑のすごいところはウェブ上で日本語と英語の発音を聞かせることができること。私のようなカタカナ英語しか話せないママさんにとっては強い味方になります。

これは我が子にも買ってあげました。かなりいいです。色んな動物が載っていて、それぞれの動物を指さして名前を言った後に一緒に身振り手振りで鳴き声も添えて動物モノマネもして見せていました。

例えばぞうだったら腕を鼻に見立てて「パオーン」といってみたり、ゴリラだったらこぶしで胸をたたきながら「うほうほ」といってみたり。子供もそうしながら見る方が楽しいようで、本を見ていないときでも「ぞうは?」というとパオーンの真似をしていました。

【こどもしゃしんブックシリーズ】

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引用: http://www.daiso-syuppan.com/

身の回りの身近なものを写真で学べるしゃしんブックです。なんと、これは百円ショップダイソーさんの優れもの!大きさも小さくて持ち運びもしやすいサイズ。わが子には4種類とも見せてあげて「どうぶつ」が気に入ったようです。

最初に紹介したはじめて図鑑を小分けにしてピックアップした感じの絵本って感じです。わが子ははじめて図鑑を読んだ後に、さらにこちらも読めとばかりにもってきていました。

一歳半の子供に図鑑というのがいきなり何を見せたらいいのかわからないなという場合はこちらはおすすめ。子供がどのジャンルに興味を持つか見極めてからもう少し大きめの図鑑を見せてあげてもいいかもしれません。

【ライオン1頭】

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引用: https://books.rakuten.co.jp

これは表紙を見ても分かるように結構な迫力です。色はついておらずモノクロ写真なのですが、中には「ライオン一頭」「キリン三頭」「シマウマ10頭」という感じで10種類の動物が登場。その数の分だけその動物が描かれています。おそらくリアルタッチの絵本なのかなと思いますが本物のような描写です。

厚さは薄い方ですが、大きさはA4よりも大きいので我が家では一番大きさのある絵本になっています。一歳半のわが子は図書館に行ったときにこの本を離さずかなり気に入ったようなので購入することにしました。

【くだもの】

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引用: https://books.rakuten.co.jp/
 

すいかやりんご、ぶどうなど数種類の果物が出てきます。果物まるごとの絵の隣のページには果物が皮をむかれて食べるサイズにカットされ「さあどうぞ」という言葉で差し出されている絵があります。

一歳半の娘は「さあどうぞ」の時に「あむあむあむ」という言葉と仕草をして食べさせる真似をしていたら「あむあむあむ」という言葉をじぶんでいうようになりました。

最後に


「[一歳半絵本]東大生ママは幼少期一日何冊読み聞かせた? 図鑑は好奇心を育む!」のまとめです。

東大生のママさんを参考にすると一日10冊を読み聞かせ、3歳までにのべ1万冊ということでした。多くのママさんが「別に東大まで行かせたいわけじゃないけど」という考えを持っているとは思いますが、絵本や図鑑をとにかく多く読むことは子供の将来に大きく影響を与えそうですね。

絵本・図鑑を読み聞かせることは好奇心を育てるという学習に大事な感情を自然にはぐくむことができる最高の知育です。その絵本・図鑑を読み聞かせを通して子供とのコミュニケーションをとりながらのびのびとした知育環境を作ってあげたいですね。


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