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通読目的で選んだ紙の辞書(国語辞典、英和辞典)~亀歩戦術日誌~

きょうよう[教養](名)
すぐれた行動力・理解力の成長を助けるものとしての、広い知識と豊かな心(が持てるように自分をきたえること)。「ーを積む」

三省堂国語辞典 第七版 小型版

こんにちは。こいずみりくです。

私の標榜する「亀歩戦術(かめほせんじゅつ)」では、地道な積み重ねを重要視する。とりわけ、教養というキーワードは亀歩戦術と親和性が高い。なかでも、ことばの勉強にはよりいっそう実直な亀の歩みが求められるだろう。

そんなときに心強い味方となるのが辞書である。

今回私は、辞書の通読ということに挑戦しようと思う。多くの人にとって辞書は、知らない単語を引くために使用するものであり、今では電子辞書や辞書アプリを用いるのが主流だろう。しかし、知を愛する人の中には、紙の辞書を頭から読み通すことに挑戦する人たちが一定数いる。

今日は、私が通読のための紙の辞書を選んだときの基準を紹介し、実際に選んだ辞書のラインナップを紹介したい。

はじめての通読に向けた辞書選び

まず、私が辞書通読の初心者であることを考慮して、挫折しないことを第一義とした。ことばの情報源としてもっと充実した辞書が他にもあるかもしれないが、今回は読み通せることを優先する。

  • 小型で軽く、手に取りやすいこと

  • 文字が大きく見やすいこと

  • 解説の分量が多すぎないこと

  • 収録語数が多すぎないこと

選定にあたっては、書店に足を運んで実物を手に取り、入念に吟味して選んだ。また、今回は選ばなかったが、小中学生向けの辞書も意外と馬鹿にならない。レイアウトが工夫されているし、大人でも十分に読み応えがあるものが多かった。

私が選んだ辞書たち

(1)三省堂国語辞典 第七版 小型版

三省堂からは何種類か国語辞典が出ており、新明解国語辞典が有名で人気があるかもしれない。今回は個人的な好みで癖の少ない三省堂国語辞典を選んだ。最新は第八版だが、小型版のある第7版を購入した。収録語数は8万2千語。

(2)ニュースクール英和辞典 第二版

収録語数が4万5千後と少ない。売れ筋の学習英和辞典(8万語前後)の約半分の収録語数で、各語の情報量も少なく、受験学習には不十分だろう。しかし、はじめての通読にはとても都合が良い。

読むべき辞書が決まった。この2冊に亀の歩みで取り組んでゆこうと思う。この辞書読みの過程は、今後のNoteでも紹介してゆきたい。

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それでは、またお会いしましょう。

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