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もう一冊だけ、改めて自著を紹介します(モシュリーマン2)

終業時間前から雨になりました。
冬の雨は冷たさが体に染みてきます。

さて、……

せっかくなので、2冊目の紹介(これが最後です)。

前書が、四十九日の法要までを描いたのに続き、本書ではそこから相続税申告手続までをメインに小説化して記載しました。

クリスチャンの方や神道の方には、四十九日の法要は関係ない点で申し訳ありません。でも、日本人の多くが熱心ではないにせよ事実上仏教徒であることを踏まえさせて頂きました。その前提に立つと、多くの方がそこまでは多少の異同はあってもほぼ同じ道のりを進みます。

本書はその後の手続について、できるだけ取り入れて小説化しました。遺産分割協議は法定相続人があなた一人でない限りは必要になりますし、家や土地があれば所有権移転登記によりその名義変更をしなければなりません。

なお、その土地が農地であれば、所在する農業委員会への届出も必要です。

更に、故人の出生から死亡までの全てをカバーした戸籍謄本の取得も地道に取り組まねばなりません。これは、銀行口座の残高を相続人に移転する際を始め、各種手続を進めるためにもかなり必要な書類となります。

年金収入についても、源泉徴収されていてそれを取り戻したければ準確定申告が必要になりますし、都会で持ち家していれば高確率で相続税申告も必要となります。

その合間に初盆を行ったり、最後は年賀欠礼ハガキを出したりと、親が亡くなったことに繋がる手続やその他の必要事項は当初の想定を超えて多岐にわたります。

本書は、それらに取り組んだ一人のサラリーマンの足跡をまとめたものです。一個人のエピソードと言われればそれまでであり、残念ながら本書を読みさえすれば全部上手くいく、というものではありません。

しかしながら、最初の取っ掛かりとしては十分であり、本書を踏み台として更に調べる、或いはプロに手続を委ねるという使い方をする分には、かなり役立つものと確信しています。

スターバックスのグランデサイズのコーヒー一杯分にも満たない価格設定であり、転ばぬ先の杖としての機能は十分に持っているとの自負もあります。

試し読み部分だけでも、お読み頂ければ幸いです。

お読み頂き、ありがとうございました。

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