夢の話

不思議な夢を見た。
大切な友達に会いに京都の街をタクシーで走っている。隣には多分、私の師のような人。ベロンベロンに酔っている。何か言われた気がするが覚えていない。師をホテルの近くで降ろし友達の元へ向かう。
京都を走っていたのに気がつけば私の地元の、よく知る、畑が点々と並ぶ坂道に近づいていた。私はタクシーを降り、彼を導く。タクシーが少し通り過ぎたところでブレーキが効かなくなったのかタクシーするすると降りていってしまった。
追いかけてみると畑に突っ込んだタクシー。運転手の彼は「昔の車はこれがあるからいいねぇ」と語り、チェーンを木にくくりつけて車を道へと戻す。私ももちろん手伝う。車は人1人を背負うくらいの重さで簡単に持ち上がり、道へと戻った。
私は師から「傷ついた子グマのかわいさ」のような話をされた。そうだ。私は保険のCMの脚本を考えていたのだ。夢はCMへと移る。
熊が病院に通う。端的に言うとそんなCM。
場面は移り、私ではない誰かが私のことを話している。「あの先生は適当に茶を飲んで、欠かさずきてくれる。仕事相手としてはやりやすいからありよりの宣長じゃね?」と女性が言う。ありよりの宣長とはなんなのか。本居宣長しか出てこない私は目を覚ました。
不思議ではない。なんで夢だ。

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