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「広報入門講座」受講後のアンケート結果まとめ(in ものかき大学)

こんにちわ、お久しぶりです。
PRプランナーのトマトです。

実は、2023年12月末に第2子を出産し。
半年ほどお休みをいただいた後に、先日、復職をしました。

今回は、復帰後、開催した「広報入門セミナー」の受講者の皆様からいただいた「質問箱」の内容が、皆様にも広報活動にも共通する部分が多そうなので、こちらのnoteに記事としてまとめさせていただく事にしました。

ぜひ、参考になさってください。

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開催されたセミナーについて

概要

名称:「プレスリリース」でメディアを動かす~基礎から実践まで~
日程:6月 28日 (金曜日)11:00~13:00
場所:オンライン(ZOOM)
対象:ものかき大学・受講生
内容:自身のコンテンツ・サービスを発売する際に「プレスリリース」を発信できるようにする。(主にライター向け)
特典:①メディアリスト(約100件)
   ②プレスリリース基本の型(電子書籍版)
   ③プレスリリース添削具体例(before&after)
   ④他社参考事例集

受講後のアンケート結果

受講者数:約60名

授業の内容を、全体的に理解できた:85%
授業のレベルは、適切であった:100%
この授業で学んだことは、今後役に立つと思った:100%
講師の熱意や意欲を感じた:100%
総合的に評価して、あなたはこの授業に満足しましたか:100%

【自由回答(抜粋)】
「コンセプトから具体的なプレスリリースの書き方、送り先までぎゅっとまとまって充実していました。ありがとうございます!」

「とても実りある授業内容で、スタートからゴールまでが明確で楽しく学べました。」

「PRのポイントをタヒシャの法則を使って説明してもらえた点が、とてもわかりやすかったです。代行サイトだけでなく、自力でアタックする方法や読んでもらえるポイント・記者さんからの嫌われポイントも明確で、非常に役立つ内容でした。」

「セミナーで最も興味深かったのは、プレスリリースが企業だけでなく、個人でも発信できるという点でした。これまで、プレスリリースは企業だけのように感じていましたが、個人でも活用できることを知り、大変驚きました。また、タイトルが読むか読まないかの大きな分かれ目になるという話も非常に印象的でした。効果的なタイトルの重要性について具体的な例を交えて説明していただいたおかげで、理解が深まりました。」

「この度は素晴らしい講義をありがとうございました。広報に関しては全くの初心者だった私でも、非常にわかりやすく理解することができました。広報という仕事の奥深さと楽しさを初めて知り、とても興味が湧きました。プレスリリースが単なる情報発信ではなく、良い商品やサービスを世の中に広めるための大切なツールであることを学び、今後さらに深く勉強してみたいと思いました。」

「終始、実例をふんだんに使って説明していただいたところがわかりやすかったです。あと、ChatGPTの使い方なども教えていただいたところが特に嬉しかったです。」

「社会貢献性の大切さと3つの問いが刺さりました。自分がなぜこの活動をしているのか、しっかりと立て直して軸にしていきたいです。」

「トマト先生、先日は素敵な講義をありがとうございました!リアルタイム参加できて本当によかったです。 今回のテーマは「プレスリリース」だったので、普段の業務とはあまり関係なく“憧れのトマト先生の講義だ~”となにげなく参加したのですが、電子書籍でも&個人でもプレスリリースを出せるんだ!ということにまずびっくりでした。また、めちゃくちゃ貴重な資料類や丁寧なビフォーアフター解説で、本当にものすごーーく濃い学びを得ました。全体的にすごくわかりやすかったですし、自分の商品・サービスを確立できてきた時にはすぐに活用してみます。本来はかなりの高額セミナーの内容だと思います…!!! 次回、授業内容に取り入れて欲しいものとしては、トマト先生の働き方について、また最近のアップデート版?があればぜひぜひ聞いてみたいです。以前の講座もとっても刺激を受けたので(^^) 引き続きよろしくお願いいたします!(覚えていてくださって嬉しかったです☆)」

この授業に対する質疑

<かどーさん>

Q:個人のKindle出版では、Xなどでコツコツと信頼獲得しているパターンが多いと思います。その手の本も、プレスリリースってありなのでしょうか?

A:ありです!プレスリリースを掲載するだけでも社会的な信頼は高まりますし、自身のビジネスを拡大させるきっかけになる可能性があります。

Q:個人の本で、出版一ヶ月前に宣伝しても、肝心な時には忘れられているのではないかと思つたのですが、どうでしょうか。

A:どういうPR戦略にするか?によると思います。

例えば、
「発売日」を広報の山場にするのであれば、出版1か月前からメディアアプローチを開始し、取材獲得に動くのがベスト。

「発売以降」徐々に山場を作っていくような戦略にするのであれば、電子書籍を自身の「名刺代わり」に使用して、メディアアプローチを開始し、取材獲得をしていく、という方法もあります。その場合は、Amazonの販売数、ベストセラー数、レビューコメント等々の既に集まった「ひとけ」を活用する事ができます。

皆さんには後者のやり方の方があっているかもしれませんね。

<くまリス工房さん>

Q:配信代行の違いによって、反応が違ったりしますか?

A:大きな違いは無いのですが、やや「アットプレス」の方が記事へのつながりやすさは多いように思います。PRTIMESは完全に「配信者」の手腕次第ですが。アットプレスはメディアリストの選定や、記事の校正も手伝ってくれるので、初心者&予算があるのであれば、アットプレスが良いかな、と思います。

<紫水愛(しすいあい)さん>

Q:すでに出版した5冊をプレスリリースして世にお知らせするのは大丈夫ですか?頂いたテンプレートで。

A:基本的にプレスリリースは「最新」の情報をメディアにお知らせする、という大前提があります。なので、何か新しい情報(イベントや新商品等)に合わせて、プロフィールとして過去5冊の書籍の情報を載せて配信するのは、OKです。

<中江啓子さん>

Q:韓国語を教えていますが、特に社会貢献の要素もなく、普通の一般人すぎて、本当にプレスリリースを出していいのか、どう出せばいいのかまだ自信がありません。そのあたりも含めたご相談プランがあれば教えてほしいです。よろしくお願いします。

A:まずは、ご自身が持つ情報素材の棚卸しをされると良いと思います。

ご自身の半生、なぜ韓国語の講師を始めたのか、生徒さんとの印象に残るストーリー等々。掘り起こしをした後に、各PR施策を考えるのが良いと思いますよ。壁打ちであればお付き合いしますので、ご連絡ください。

<うづきさん>

Q:紙の書籍を出版する場合、本が掲載されているメディア(たとえば女性向けの本だと女性誌など?あとはダヴィンチなど・・?)に対しても同じようにファックスや手紙を送ればいいのでしょうか。普通の本の出版だと、競争率が高そうであまり採用してもらえるかんじがしなくて。他にも狙える媒体などあるのでしょうか?

A:まず大前提として「紙系出版社」に「他社紙書籍」の情報を送り付けるのはNGです。なぜなら「競合」にあたるからです。大手出版社はグループの中でメディアを持っているので、その辺りの露出に苦労しないのが良いところですよね。

小さい出版社の場合は、まずは商品の情報を棚卸をして「露出されやすい切り口」でプレスリリースのテーマを決め、発信すると良いと思います。

例えば、作家さんの「人物」切り口で、親和性の高い媒体を見つける。
女性であれば、日経クロスウーマン、等々。

ご自身が出版社を立ち上げた経緯をまとめて、ビジネス系の媒体に売り込むのも良いですね。

後は、ベンチマークとなる他企業の広報戦略を分析して施策を計画するのも良いと思います。例えば、明石の出版社「ライツ社」さんの直近のリリース原稿や、露出傾向を分析してみてください。

参考になると思いますよ。

<ぺこぺこさん>

Q:スポットで原稿作成の依頼がきた際は、クライアントの要望にもよると思いますが、記者へのラブレターまでやらなくて良いのでしょうか?

A:私ならやります!それが競合と差別化するための付加価値になるからです。

Q:それぞれの平均単価も知りたいです。
(原稿作成のみ、原稿作成+ラブレター、原稿作成+ラブレター+配信など)

A:原稿:平均単価:5000円/本
  配信:平均単価:30,000円/本
  企画:平均単価:50,000円/本
※あくまで、参考程度です。実績により異なります。

<こころ(ものキャン6期)さん>

Q:まず、書籍PRの取材依頼タイミングについて質問です。
記事にしてもらうには発売前や発売日のタイミングに合わせると良いと言われていたと思います。そうすると、その時点ではAmazon新着ランキング等は出ていないと思うのですが、今回はランキング1位獲得やベストセラー獲得も紹介されていたので、取材依頼を送るタイミングはいつなのか?と疑問を持ちました。

A:どういうPR戦略にするか?によると思います。例えば、
「発売日」を広報の山場にするのであれば、出版1か月前からメディアアプローチを開始し、取材獲得に動くのがベスト。「発売以降」徐々に山場を作っていくような戦略にするのであれば、電子書籍を自身の「名刺代わり」に使用して、メディアアプローチを開始し、取材獲得をしていく、という方法もあります。その場合は、Amazonの販売数、ベストセラー数、レビューコメント等々の既に集まった「ひとけ」を活用する事ができます。皆さんには後者のやり方の方があっているかもしれませんね。

Q:2つ目は他者をPRする場合の質問です。
他者(他社)の商品やサービスを紹介する場合、問い合わせ先や取材先はお客様にするのか、こちら側(私)にするのか知りたいです。お客様との関わり方にもよるかと思いますが、コンサルタントの場合とライターの場合で教えていただければ助かります。

A:「取材対応」の業務も請け負うのであれば、しっかりと費用をいただいた上で、問い合わせ先をご自身宛てにしてください。その場合は、クライアントと情報を共有できるように専用の「MLアドレス」があると便利です。さらに「携帯番号」の記載も必須です。電話料金も加味した上での料金設定にしてください。

なお、原稿執筆のみ、の業務費であれば、問い合わせ先はクライアントの指定したアドレスを記載してください。

<みあんぬさん>

Q:「ひとけ」を感じさせるテクニックがあったら教えて欲しいです。

A:「ひとけ」は「顔写真」だけではなく、「数字」からも感じることができます。顔出しをしたくない場合は、まずはご自身の周りに集まる「数字的な根拠(ファクト)」を整理してください。
・販売数
・Amazon部門数
・レビュー数/コメント
・イベント参加数
・SNS総フォロワー数
・執筆記事数
等々

<大井ずんさん>

Q:プレスリリースはメディア掲載につながらないとあまり意味がないものでしょうか。商品を知ってもらう、社会的な信用を得るなどの目的でプレスリリースを出すことは考えられないでしょうか?私は普段からPRタイムズなどを良く見ます。新たなメディア掲載につながらなくても、そこに掲載されるというだけで権威性にならないかなと思いました。
クライアント様によっては、メディアへの掲載は希望しないけど社会的な権威性、信頼性などのために出したいという人がいないかなと思っての疑問でした。よろしくお願いします。

A:「プレスリリース」は世の中に向けた「公式文章」でもあります。なので、「うちの会社はこんな事をやっていますよ」と世の中にきちんとした文章で情報を置いておく、という事自体に、私は価値があると思います。

なぜなら、記者さんは、取材先を検討する際に必ず「裏どり(下調べ)」をします。

HP等を訪問した際に、定期的にリリースを配信している会社と、3年前に最後の配信をした会社があったら。定期的に発信している会社の方が安心しますよね?そして、記者だけに限らず、周辺のステークホルダーの方への印象も良い方向に行くと思います。それが広報です。

PRTIMESを使わなくても良いので、まずは、自社のオウンドメディアだけでも、掲載しておく価値があると思いますよ。

<嵯峨山よしこさん>

Q:アメリカに住みながら、Kindle本を書いたり、日本に帰国した際、セミナーなどを開いています。日本に住んでいない私のような者がプレスリリースを書くときにはどんなことに気をつければいいか、アドバイスを頂ければ幸いです。

A:プレスリリースの「取材対応について」の備考欄に「日本での取材可能日程」を記載しておくと良いと思います。オンラインでの取材は可能ですが、基本的に対面取材を好む傾向にはあると思いますので。

<ちゃき(ライカレ6期)さん>

Q:私は普段「採用広報」に関わる仕事もしており、人材を扱う(一般的な商品やサービスではない)場合のポイントやアドバイスなどあれば、お伺いできると嬉しいです!

A:「採用広報」の場合は、「会社がどんな組織を目指しているか」そのために「どんな人材を求めているか」がまずは重要なのでそこをヒアリングしたうえで、発信計画を立てると良いと思います。

例えば、会社が「自走力があり、情熱的な人」が欲しい、という要望があるのであれば、社内のどの人物にインタビューをすれば良い情報が引き出せるか、という思考に代わりますよね?

インタビューできれば、誰でも良い。ヒアリングした内容を「定型」に当てはめて綺麗な記事にすればよい、という事ではなく。本来の目的を明確にしたうえで行動すると、きっと良い人材が集まると思いますよ。

お悩みの際はトマトへ~♪

講演・お仕事のご依頼等は、トマト宛てにご連絡ください。
<tomato@rollup.day>




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