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離婚調停のストレスとの向き合い方

離婚とは精神的な負担が大きいもの。『離婚は結婚よりも大変』とはよく聞きますが、まさにその通り。しかも簡単に終わらないので、長期間ストレスにさらされた心身はいつの間にかぼろぼろに…。
本日は、そんなストレスとの向き合い方について、私なりの対策を書こうと思います。

何をしてもつきまとう『ストレス』

まず、私は基本的にストレスの根本治療をしようとすることが多いです。
仕事であれば、ストレスの原因となる面倒事から先に手を付けるし、人間関係であれば真っ先に改善を図りつつ、ダメであれば諦めて手放します。
要はストレスの原因を真っ先に除去することを心がけています。

しかし、今回の離婚は違います。
子どもがいる我が家にとって、離婚をするには子どもの親権者を決めねばなりません。その他にも養育費や面会交流(※←この言い方は嫌いですが)の頻度など、離婚に関する事項を決める必要があります。
いつもどおり真っ先に処理して楽になりたいところですが、相手と交渉を重ねて合意を得ねばなりません。しかも、ある程度落としどころが見えていればいいが、真っ向から対立しているので、妥協点を見つけるところも難しい。つまり、否が応でも長丁場になるので、長期間ストレスから逃れることができないのです。

ストレスと付き合っていくということ

今回の離婚事案に関しては、ストレスの原因除去(いわゆるストレッサーの除去)ができません。そのため、私はストレスに対する考え方を以下のように転換するように意識しています。

  1. ストレスをいかに発散するか

  2. ストレスをいかにストレスととらえないか

私のストレス対策を以下のお風呂に例えてみます。

これはビジネスでよく使われる「ストック・フロー」に関する図ですね。
※ざっくりと、お風呂のお湯をストレスと設定し溢れると大変なことになるという程度にご理解ください。

まず1.に関しては、「ストック」を減らすこと、下の「フロー」を増やすことが目的です。
ストレスを溜めず、日常のルーティーンでストレスを発散することを意識しています。
主にやっていることは
 ①朝日を浴びる
 ②適度な有酸素運動を行う
 ③適度な無酸素運動(筋トレ)を行う
 ④睡眠時間を確保する
 ⑤気を抜く時間を作る
以上の5点です。
早朝に起き、①朝日を浴びながら②散歩&ジョギングで軽く体を動かします。途中の公園で③腕立て伏せや懸垂など自重の筋トレを行い、帰宅後に朝食をとる。これを日々のルーティーンとしています。
また在宅勤務が基本になるので、昼休みの時間を利用し、読書や昼寝などの自分時間を必ず確保し、⑤意識的に気を抜くようにしています。
その後、子どもが帰ってきたら夕食の準備や一緒にお風呂に入り、そのまま④寝かしつけをしながら寝てしまいます。

次に2.に関してですが、これは上から入ってくる「フロー」を減らすことを目的としています。
言わずもがな、現在のストレスの主な要因は妻です。現在同居中で離婚調停をしているため、日常生活を送るうえで否が応でも妻と接せざるを得ません。もちろん会話などは最低限にとどめておりますが、それでも相手の行動や言動にいら立つことは少なくはない状況です。しかし、こればっかりは自分の力でどうしようもないため、根本的なストレスのとらえ方を変える努力をしています。

こちらは有名な書籍なので知っている人も多いと思いますが、具体的な対策はこの本を参考にしています。
結局はストレスは自分の心が作っているので、自分を客観視しつつ、過剰に反応しない、負の感情に無駄なエネルギーを費やさないことを心がけています。
これらを意識することで、ストレスを増やさない→上からのフローを減らす努力をしています。

今の自分を受け入れる

これらのことを心がけることで、だいぶストレスとうまく付き合えるようになったと思っています。
※そのため、これらの行動や思考は習慣化し、離婚が成立したとしても続けていこうと思っています。
しかし、これからの人生も思いがけず多大なストレスが降りかかり、嫌でも付き合わざるをえない時が来るでしょう。そんな時はもう「ストレス環境にいる自分を受け入れる」ことにしています。

上の画像で言うと、お湯(ストレス)でお風呂からあふれ出した時に、
「嗚呼、もうだめだ・・・」
と思うのではなく、
「あー溢れたかぁ、まっ、いいか」
と思う事です。

現在進行中の離婚協議によって、自分の人生で初めてといわんばかりの膨大なストレスにさらされています。これらは、元々ストレス対策をきちんととっていたとしても、おそらく対処しきれなかったでしょう。
そもそもできないものに対してやろうと頑張ってしまうことが自身を傷つける結果になると考えています。そのため、どんなに嫌な場面でも、「でも10年後には笑い話だよな」「地球規模で考えればちっぽけなもんだよな」と思って、その場を受け入れ、受け流す。
そんな風に生きていこうと思いました。

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