片目だけのサングラス―独でワクチン副反応訴訟開始、300人が製造4社を訴え
7月3日、フランス国境に近いドイツ南西部の田舎町、ロットバイルでドイツで初となるビオンテック製新型コロナワクチンの副反応だという被害に対する損害賠償を求める裁判が行われました。
ドイツで初めてビオンテック製ワクチンに対する訴訟が提起されたのは、これが初めてではありません。第1号は今年6月、ハンブルク在住の女性医師(私じゃないです)による、12万5000ユーロの賠償をもとめるものでした。
ところが、この裁判の期日は直前になって急遽キャンセルされ、その後、新しい日程も発表されないままとなっていたため、7月3日が対ビオンテック訴訟の初期日となった次第です。
「反ワクチンではない」という原告、裁判官の反応は?
3日の独新聞各紙のトップは、「反ワクチンではない」という、片目だけサングラス姿の原告団性のインパクトある写真で埋め尽くされました。
男性によれば、2回目のワクチンを接種した翌日から集中力と記憶力が落ち、右目に影を感じました。症状は日に日に悪化して、1ヶ月後には右目の視力をほぼ喪失。チュービンゲン大学病院の診断によれば、右目の血管に梗塞が起きており、視力障害が残るだろうとの診断を受けたそうです。
これに対し裁判官は、
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