ハンブルク麻薬使用室前で男に追われる
2月28日付の記事で、ドイツには「麻薬使用室」と呼ばれる、麻薬常用者が清潔な針と消毒を使って麻薬を使用するための施設があること、また、ハンブルクでは麻薬使用室周辺の治安が悪化しているため、4月から周辺地区の再開発が計画されていることについて書きました。
あれから、再開発は進んでいるのか、麻薬使用者たちはどうなったのかーー。今日は体を張って撮ってきた写真と共に現状をレポートします!
「ドイツのための選択肢」の提案
ハンブルク中央駅の北口を出て右手へ曲がると、左前方には長距離バスターミナル、右前方にはハンブルク美術工芸博物館が見えます。博物館を右手に見ながらさらに進むともう1本道路があり、その道の向こう側には麻薬使用室「Drob Inn」が見える、はずです。
ところが、そこにあったのは落書きの書かれた長い柵でした。これは
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