事実婚という選択
10年弱程前からだろうか。事実婚という言葉を良く聞くようになった。
簡単に言うと、入籍していない夫婦だという、
もはや夫婦の定義を根底から揺るがすような定義となっている。(夫婦とは籍が入っていれば夫婦と一応は呼ばれるだろうに)
では、同棲と事実婚の違いは何か。
これも良く問われることだが、「両者に婚姻の意思があるか否か」。。。
ならば、何故書類を出さない?
要は、より夫婦っぽく見えるカップルという曖昧極まりないものだ。
「事実婚なんです」と言い換えるだけで、それこそ"何となく"
今ドキで洒落たカップル…
形式に捕らわれない部分で繋がれている二人…
同棲よりはきちんとした関係…
そんなイメージがある。あくまでイメージだ。
そんな事実婚について考えてみた。
【事実婚を選択する理由】
1)姓を変えなくてよい
2)婚姻手続きをしなくてよい
3)入籍婚に魅力を感じない
4)別れるときに手続きをしなくてよい
5)経済的な理由
6)前妻or夫と離婚できていない
これ全て「~ない」ネガティブな理由ですね💧
【他の新たな形態】
事実婚と真逆とも言える、オンデマンド婚(別居婚)。
これは籍は入っているが、生活を共にしていない夫婦のこと。
つまり、まとめると
入籍 同居
事実婚 ❌ ⭕
オンデマンド婚 ⭕ ❌
ということになる。
【オンデマンド婚する理由】
これは主には、互いへのマンネリ防止。
(あとは、職場の場所の問題などやむを得ないこと事情。)
これには、私も悪いイメージはそこまでない。
籍が入っているということは、相手に対する責任は発生するわけだから、事実婚のような無責任さは感じない。
ただ、絆を保ち続けることはやはり難しそうである。
けれど、それは同居していて距離が近すぎても逆に起こってくる問題。
人間関係は、付かず離れず…ということでしょうか。
結論、、、
事実婚とは、
やむを得ず、選択するなら分かるが、
最初からそれを選択するのはちょっと無し。
やはり、「結婚し責任を負う程の情はない」という事実は隠し切れないのだと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?