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足で掴みに行く学びあり!|学生コーディネーター研修合宿2日目

こんにちは。立教大学ボランティアセンター学生コーディネーターです。
今回は池袋キャンパス4年の佐藤が担当します!
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

今回は7月30日〜8月1日行った学生コーディネーターの合宿について、2日目の様子をお伝えします。
合宿1日目の様子は1つ前の投稿にて紹介しているので、ぜひ覗いてみてください!


オープントーク

2日目の活動はみんなで同じテーマについて広く意見を交わすオープントークから始まりました。
「ボランティアと特別性」をテーマに、ボランティア活動や活動を行っている学生に対し、”意識が高い”と見られることなどについて、その背景やそのような現象が生まれる理由を話し合いました。

ボランティアに対するイメージを話しあう中で、ボランティア活動に関する伝え方を客観的に見直すことができました。
メンバーからは、「これまでの自分のボランティア経験を振り返るきっかけにもなった」との声もあがりました。

▼参加者の声

ボランティアの特別性についてチームの互いの経験を元に話した。私たちは社会貢献のため!というより自分が楽しいからだったり、たくさんの人と関わって視野を広げられるなどの意義を感じていて、ボランティアの良さは意外と自己満足的な部分があるのではと感じた。
そこに良さを見出せるかは自分次第じゃないかな。だからこそ自発的に動くこととが大切!


新たな仲間への活動引き継ぎ②

次に、前日に続いて、1期生による「学生コーディネータの活動の引き継ぎ」を行いました。
今回は、どのように企画が生まれ、どのように実施され、結果としてどうなったのか、企画の立て方やその背景を中心的に引き継ぎました。


学生コーディネーター企画を考えよう!

その後、引き継ぎで共有した企画の立て方や企画書の書き方を参考にしながら、実際にこれから実施したい企画を考える「学生コーディネーター企画を生む」を行いました。

ボランティア活動に関心のない「無関心層」、ボランティアに興味があるが参加に向けて具体的に動いてはいない「潜在的関心層」、ボランティアに関心があり既に参加に向けて行動している「関心層」の人たちがそれぞれどのような悩みや考えをもっているのかを付箋に書き出し、意見交換しました。

その悩みはどこから生まれているのか等の背景、その背景にアプローチするための取り組み等もそれぞれ付箋に書き込んだのですが、気がつくと大きな紙の上にはたくさんの付箋が貼られていました。
企画を生み出すというとどこから考えるべきか分からなくなりそうですが、お互いに頭の中を整理し、付箋で可視化したことで、「企画がここから誕生する」道筋が見えました。

私たちの企画の誕生を楽しみに待ってくださると嬉しいです♪

▼参加者の声

自分たちが課題を見つけ出し、その課題が生まれる理由、そして解決するためにどうすれば良いのかを深く考えることができた。 自分が昨年度に経験した失敗を2期生に伝えられたことが良かった。
また、2期生と企画案の作成を一緒に進めたことで、今後の活動がより楽しみになった。

自分たちで課題を掘り下げてそれに対しての企画を考えられたことが今後の活動、企画作りにも繋げられたと思うので意義のある時間だったと思います。

キャンパスごとに分かれてそれぞれの持つ課題について多角的に検討することができたと感じる。3つの階層に分類して具体化することやスピード感を持って進めることができた。


フィールドワークへ

「社会福祉法人 新座市社会福祉協議会」

午前中に使った頭をリセットするためのお昼休憩を挟み、午後からはボランティア活動拠点を探るフィールドワークに繰り出しました。

最初に訪れたのは「新座市社会福祉協議会」さん。
新座市ボランティアセンターの大島さん、仲山さんにお話を伺いました。

「社会福祉協議会(通称:社協)」という組織をみなさんご存知でしょうか?
社協は地域福祉の推進のために組織されている団体で、ボランティア相談・支援、福祉教育、福祉イベントなどの様々な活動をしているそうです。

活動の目的や課題について丁寧にお話しいただいたり、私たち学生コーディネーターの相談にも乗ってくださったりするなど、30分という短い時間ながらとても勉強になる時間でした。

▼参加者の声

社協の方、現場で活動を運営されている方々の声をお伺いしたことで、よりボランティアの雰囲気であったり、やりがいを身近に感じることができた。

私たちが抱えている課題と似ている課題を抱えていることが分かったので、一緒に解決できたらいいなと思いました。

フィールドワークでは、実際に社会の中でボランティア活動に関わっている方々のお話を聞き、私たち学生の立場からできるボランティアと企業や行政・自治体にしかできないボランティア活動の違いを学ぶことができた。
特に、社協の方がおっしゃっていたように年代に合ったアプローチの仕方というのは、大学生を対象とする私たちにとっては当たり前のことではあるが、今後もっと深く考えていかなければならない点であると感じた。


「NPO法人 新座子育てネットワーク」

続いて、「NPO法人新座子育てネットワーク」さんを訪れ、スタッフの芦原さん、高橋さんにお話を伺いました。

新座子育てネットワークさんは、子どもが自由に遊ぶ機会や、いじめなど何かあった時の逃げ場が少なくなっている課題に対して、学年や学校も関係なく自由に遊べる子どもの居場所を設置・運営したり、フードバンクなどによる食支援を行ったりと、様々な活動を行っています。

今回伺った場所も、「子どもの居場所」として使用されてる場所だったのですが、お話を聞くだけではなく、実際に場の工夫を身体で理解することができて、とてもいい機会でした。
多くの企業と協定を結びながらつながりを広げている新座子育てネットワークさんですが、そこに至るまでは電話を何百本もかけるなど地道な活動があったそうです。

▼参加者の声

関係者を増やすまで地道な作業をしていたことをお聞きし、驚くと共に、それだけ思いを届けるのは簡単ではないこと、でもどんどんアプローチしていくことが大切なことを感じました。
これからの活動に活かせるお話を聞くことができたと感じています。

実際の場を知ることができ、学生コーディネーターとしてボランティアを紹介する上で、実際の場を訪問することが大切であることに気がつきました。

自分の活動と近い活動について詳しく聞くことができたので良かった。

自分たちの活動と重ね合わせ共通する部分、これからの活動に活かせることなどを学び考えるフィールドワークになりました。


自己紹介ダウト(2期生編)

夜は1日目に続き、自己紹介の中にいくつか嘘を混ぜ、その嘘を見破る「自己紹介ダウト」を行いました。
今回は、学生コーディネーターに新加入した2期生が紹介しました。

結果は、、、なんと私たち1期生が全問見破る結果に。2期生との仲をさらに深めることができました。


仲を深めるボッチャ

その後ボッチャも行いました。ボッチャは、パラスポーツの一種で、ジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青のボールを投げたり転がしながら近づけていく競技です。

初めて挑戦する人がほとんどで、初めはボールが転がりすぎて枠から出てしまうことも。ただ、回数を重ねるごとにみんな上達していき、最後には白熱した戦いを見せました。

ボッチャはどんな人でも、参加者も観客もみんなが楽しめるスポーツなので、まだしたことのない人はぜひ一度経験することをお勧めします!!


フィールドワークもあり体感しながら学びを深めた合宿2日目でした。
ここまで読んでくださりありがとうございます。

これからも私たち学生コーディネーターの活動に注目していただけると嬉しいです!


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