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19歳が文様について調べてみた・・・in 京都デニム

初めてのインターンシップを京都デニムで経験した僕は、ある歴史的な文化に惹かれた。それは、着物の文様だ。
(前回のストーリを見てもえれば話がスムーズにいくだろう・・・ )
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https://note.com/rikinonote/n/ne944e29e29c4

第一印象

現代のように電気も、機械も発達していない時代に、着物や調度品にさまざまな柄や風景などを人工的に描き上げたことには驚いた。 
今の時代のデザインも文様にインスピレーションを受けているものが多いと感じた。独特な色使いや、機械で作ったのかと疑うような綺麗な配列、さらに風景を描写したものや、天気・自然現象・植物・動物などたくさんの種類がある。
そのような柄に自分は感動した。

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文様の詳細

伝統文様の歴史は古くて、飛鳥時代、奈良時代から伝わる。
江戸時代から庶民に馴染みやすい文化になり、その辺りから様々なデザインが創り出されるようになる。時代の文化、流行、海外の文化の流行を取り入れながら
文様は現代に受け継がれてきた。

四季と文様について

文様には様々な種類があることは先ほど述べたが、さらに四季にも深く関わっている事も知って欲しい。
文様は着物に使われる事が多い、そのため昔の人は身に付けるものに好みの文様を作り出し、それらを身につけることで現代でいう着飾りオシャレを楽しんでいた。
日本には、春・夏・秋・冬、4つの「季節」がある。その変化を楽しもうと季節に合った文様が作られ、その文様を着物などに装飾し楽しんでいた。

春・・・ 桃 藤 牡丹
夏・・・撫子 花菖蒲(はなしょうぶ) 紫陽花(あじさい)
秋・・・萩 桔梗(ききょう) 紅葉
冬・・・松 椿 梅

一年中使える 菊 桜
などがあります。

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好みの文様

気にいった文様はたくさんあり紹介しきれないので3つに絞りました。
1つ目は・・・椿
理由・・・柄にもよるが花びらの紅色や葉の深緑がマッチしているところや、全体的なフォルムも絶妙なバランスで美しい。様々な種類の椿を見て自分の好みの椿文様を見つけてみてほしい。

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2つ目・・・金魚
理由・・・金魚は夏を強く連想させます。夏→祭り→着物→金魚掬い
というワードが出て来るのは金魚の特徴であると思い。夏を味わえる部分が個人的には好みだ。

他の人が来ている着物を観察して、金魚を探すのも文様の楽しみ方だ。

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3つ目・・・霞(かすみ)
理由・・・霧という現象を形や模様で表現している事に驚いた。対称的な柄や色使いによって様々な印象を与えるので楽しみ方が多い。
さらに霞は風景に使われる他の文様とも、相性が良く様々な場面で使われている魅力的な文様だ。

皆さんもその町の風景を自分なりに制作して楽しんでみてはどうでしょうか。

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~END~
時が経つにつれ認知度が薄れているのが文様などの伝統文化。
特に文様は約2000年もの間、消える事なく現代まで受け継がれており、その時代に合わせた柄やデザインが生み出されている。そういった中で2020東京オリンピック、パラリンピックの公式エンブレムとして、組市松紋が使われている。全世界からの注目が集まるイベントで日本の伝統文化を使われる事により、多くの人が触れる機会が増える。
なので歴史や文化を広めるには興味を持った人や認知した人が自分なりの方法でいいから伝えようとすることが大変重要だと考えた。









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