24-08 頭が良いと言う事 〜コミュニケーション能力編〜


前回頭のいい人と言われる人の言語化をしてみました。
1、記憶力がある人
2、知識豊富
3、問題解決能力
4、学習能力
5、洞察力、観察力
6、コミュニケーション能力
そこで、記憶するという点で考えてみました。
2〜5は、以前話をした好奇心にも深く関係するのかな?と思っております。何かある程度のボリュームの内容が閃いたら、その時に深掘りしたいと思います。 今回は、昨今よく話題に上がるコミュニケーション力について考えてみたいと思います。
 学生と話をしていると、当然就職とかバイトの面接などの話も出てきます。さまざまな情報があり、面接ではどうすれば良い!なんていうノウハウの伝授の話などもしていることを漏れ聞きます。
 よく、「私はコミュ力があります!」という学生、社会人の若い人たちがいますが、そもそもコミュ力ってなに? 能力というくらいだから、レベルが存在して、能力として差別化しいけるものであるということなのでしょうか? コミュ力があると主張する若い人に面接官が、「どのようの点でコミュ力が高いと感じますか?」と質問を投げかけるシーンもたまに見かけます。その時、たいていは「物怖じせず、誰にでも声をかけられ、友達になれます」という答えが多いのではないかと思います。このようなことが苦手な人にとっては、自分にない能力と感じるかもしれませんし、魅力かもしれません。ただ、なんとなく違和感があり、僕の中に「それだけ?」と思う自分がいます。そもそも、仲良くなることと、コミュニケーションの必要性は、大きくは被るかもしれませんが、全くずれているところにその本質がある場合もあるかもしれません。
 そこで自分の頭の中で考えるだけでなく、以前登場したChatGpt3.5君にも聞いてみることにしました。
 投げかけた質問は「コミュニケーション力を4段階のレベルに分けると、どのように階層化できますか?」 3段階でも良かったのですが、少し細かに分けるとどうなるかなと思って聞いてみました。 その答えが以下
「コミュニケーション力を4段階に分ける際には、以下のようなレベル分けが考えられます:
 
初級レベル:基本的なコミュニケーション能力があり、日常的な会話や簡単な意思疎通が可能。
中級レベル:複数の人とのコミュニケーションにおいて、主題を明確に伝えるなど、相手の意見を理解する能力がある。
上級レベル:複雑なトピックについて深い議論ができるだけでなく、感情や文化的背景を考慮したコミュニケーションが可能。
プロフェッショナルレベル:高度なビジネス環境や対人関係において、リーダーシップや交渉能力などの高度なスキルを持ち、効果的なコミュニケーションができる。
これらのレベルは一般的なガイドラインであり、個々の人や文化によって評価基準が異なる場合があります。」
彼の意見としては、意思疎通が行えれば、あまり仲良くなることは重要ではなく、二の次といった感じでしょうか?
僕の意見は以下になります、ちなみに話がそれますが、今年は福大のアメフトの練習に東京から行く際に、毎回ミニ壁新聞を作って持っていくことにしています。その第二回目の内容からの抜粋になります。
レベル1 物おじせず、お互いか肩苦しくなく、多くの人とおしゃべりができる。
レベル2 自分の知識が不十分でも、相手に質問をして、相手に心地よく喋ってもらうことができる。
レベル3 知識や教養があり、相手の専門的な内容に、興味を持ち質問や持論を展開できる。
僕は全くお酒を飲まないので、数少ない経験からすると、少し値段が高い、社長さんと言われるような人たちが行かれる高級クラブのママさんは、このレベル2が驚異的に高い人たちのように感じます。恐らく専門的な知識はない場合でも、相手に饒舌にしゃべってもらい、気分良くなってもらうことに長けているように感じました。
もちろん、仲良しになることはとても大切なこともありますし、多くの友人を持つことは人生を豊かにするファクターの一つだと思います。ただ、仲良しとか、知人、仕事仲間、友人、親友、どのレベルの人とも、それに合わせたコミュニケーションが柔軟に取れると、人生は少しずつでも良い方向に行きそうな気がします。人類が地球上に存在してから、微生物のような繁殖力があるでもなく、大きな牙があるでもなく、空を飛べるでもなく、一見武器や能力が目立つものがない中、ここまで生存してこられているのはコミュニケーションを武器としてきたからであるという説明を何かの本で読んだときに、「なるほど」と思った記憶があります。これからも、いろいろな角度からコミュニケーションを自分なりに分析して、多くの人と意志の疎通をはかれたらなと思いつつ、学生とのおしゃべりをまた観察したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?