②救急搬送
とりあえず救急車の手配(事故の相手に電話してもらった)が済み、待っている間も身体を起こそうとするのですが全く下半身が動きません。(~_~;)
5メートルほど離れた場所で事故の相手は相変わらず真っ青な顔で呆然と立っているだけです。
僕は挟まった右足が動かないのは理解できているけど左足も動かないことが不思議で必死に身体を起こそうと、もがく事しかできませんでした。
少ししてから事故の相手が近づいてきたので、「完全によそ見ですよね?」と尋ねました。
「,,,はい,,,」
「警察にもきちんと証言してくださいよ!」
「,,,はい,,,大丈夫ですか,,,?」
「大丈夫に見えますか!?」 と会話の途中で警察が到着。
交通整理を始めています。
すぐに救急車も到着。 ストレッチャーが運ばれてきて僕を乗せます。
登校中の高校生がスマホで撮影している姿が目に入りました。
ストレッチャーで動いて始めてヤジウマが周りに人がたくさんいる事に気づきました。
救急車の中に運ばれて簡単に意識調査で自己紹介(笑)
警察官にも簡単に事故の状況を説明します。
その時に相手側がよそ見運転をしていて本人も認めた事を報告し、その場で警察官にも相手側に確認してもらいました。
中々救急車が動かないので僕は職場の上司にスマホで連絡して「事故で足折れていると思うので病院でギプス巻いたら遅刻出勤します」って連絡。
警察官が「フレームが曲がってるからバイクは廃車やね。ヘルメットも頭頂部がヒビ入ってるよ。
相手のよそ見は調書にも書いたし家ってすぐそこやね。バイクは押して家まで運んでおくから安心して病院行ってきてください。」なんて優しい警察官!ありがとうございます。m(_ _)m
僕「で、まだ救急車は動かないんですか?」
救急隊員「病院が見つからないんです。他市でも良いですか?」
僕「できれば近い方が良いですけど。もうじき小学生の登校時間なんで娘や娘の友達に見られると心配かけちゃうんで早く動いて欲しいです。」
救急隊員「見つかりました!動きます!」 事故発生から約50分後に搬送開始となりました。
事故現場から15キロほどの総合病院に到着。
緊急受入口から救急隊員さんにストレッチャーで運ばれて廊下の端っこで待機。
待機? 救急隊員さんが何故かお困りの様子。
僕「どうしたのですか?」
救急隊員「救急指定日の病院やのにドクターが出勤していないって,,,,,,」
おいおい,,,,
救急隊員と看護婦さんが色々話をしてとりあえず僕は病院のストレッチャーに乗り換え空いている部屋に。
救急隊員「ドクター今病院に向かっているそうなので一緒に待ちたいのですが僕たちも時間がないのでココで失礼します」
僕「ありがとうございます」しか言えない,,,,,
とりあえず病院までは来れたんでなんとかなるか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?