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初夏の道を歩きながら…わし流 芸術の春2024⑯「ゲンガノミカタ展 mini in としま」トキワ荘通り昭和レトロ館⑰林芙美子記念館


西武鉄道のウォーキングイベントに参加。
おなじみのトキワ荘ミュージアム…は「小池さん」こと鈴木伸一さんの展示をしているけど、混んでいるのでパス。
しかし今までは行ったことがなかった昭和レトロ館では無料で「ゲンガノミカタ展」をやっているので、覗いてみることに。
マンガの原画は展示すればするほど傷んでしまうため、本物そっくりの複製原画を展示するというもの。
これからはこのようなことが多くなっていくことでしょうが、正直、ちょっとさみしい気もしますね。
複製は本物そっくりとはいえ、やっぱり「気」のようなものはいまいち伝わってこないからなぁ。

それからしばらく歩いて、今度は新宿区立の「林芙美子記念館」へ。
この建物は作家・林芙美子が住んでいたものなのですが、それを建てるとき、建築について勉強したり、設計者や大工を連れて京都の民家を見学にいったとか。それだけでも相当お金もかかったことでしょう。驚いたなぁ。

林芙美子といえば「放浪記」が有名ですが、ワシとしては絶筆となった「めし」の映画化が、成瀬己喜男監督作としてはこれがいちばん好きです。
むかし、ある大学の先生がこのタイトルについて「めし」だなんて品がない、と言っていたのですが、「べつにいいんじゃね~の」と、心の中で反発したものです。
もっともそのときはまだ原作も映画も読みも見てもいないときでしたが。

ところで今回のコース、2つの見学をしたとはいえ、2最近ワシが参加した中ではかなり時間がかかりました。

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