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美しさを追求する、それは歌舞伎も絵画もファッションも同じだ…わし流 芸術の春⑨「歌舞伎名作入門 源氏の旗揚げ」国立劇場大劇場⑩「マリーローランサンとモード」Bunkamura ザ・ミュージアム

この頃おなじみ、国立劇場大劇場…の、3階席。この日は上演前にわかりやすい解説付きの歌舞伎名作入門といいうことで、ライトなファンのワシにはぴったし。座席が選べるチケットを購入したときは3階席は10席ぐらいしか残っていなかったから、さぞかし盛況なんだろうな…と思いつつ客席に駆け込んだところ、なぜか空席が多い。

おそらく例のアレの影響で、学校の動員ができなかったのでしょう。小中高生にとってはおそらく初鑑賞の歌舞伎、見ていれば大勢の中の何人かは「音」「衣装」「セリフ」「黒子」などなど独特なものをきっかけに、歌舞伎そのものに興味をもつ子がいたはずですから、残念な気がします。

この日の「五條橋」は弁慶と牛若丸の出会いを描くもので、3階席から双眼鏡で見ると牛若丸(中村種之助)がクルクル回す和傘の裏がとても美しく見えたのが印象的でした。思うに歌舞伎はどうやったらカッコよく、また美しくみえるか、ということを追求しているように見えました。ま、それだけじゃないですが。


続いて渋谷に移動、これまたおなじみのBunkamura ザ・ミュージアムで「マリーローランサンとモード」。「モード」はおもにココ・シャネルの作品です。もちろんローランサンのパステル調の作品に惹かれて見に行ったわけで、2年前でしたか、茨城県は笠間で見覚えのある作品もありました。

ところで Bunkamura は建て替えのため休館となるわけですが、ザ・ミュージアムはヒカリエで展示をするようなことが新聞に書いてありました。


2年前に行ったのは🔻


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