たぶん筑波山、もしかしてスカイツリーが見えた…わし流ショボ鉄たび⑨ちちてつ みかんの里ハイキング…い~かげんな撮り鉄⑨合同
フツーのきっぷを買い、おなじみディーゼルの八高線をヨリー・ファンク・jr 、じゃなかった、寄居で下車。帰りもここに戻ってUターンするつもりだったのですが、突如気が変わって秩父鉄道の「長瀞秩父おでかけきっぷ」を1000円で購入。
まずは今回のハイキングのスタート地点、波久礼で下車。この駅舎は初めて行った40年ほど前から変わってないようで、なんともほのぼのしてしまいます。
駅からすぐのドリー、じゃなかった、寄居橋を渡る途中、川面を見ると、なんと!「向こう側の首領」の横顔を見てしまいましたが、気付かなかったことにして先を急ぎました。
フースケ氏「首領はおもに東京都多摩西部上空に現れますが、ちちてつのSLパレオの姿を見たりその汽笛の響きを聞くためにときどきちちてつ沿線に出現するようです」
さて目的地は「風布みかんの里」おもに車道をひたすら登り続けます。みかん山の各みかん園には家族連れ、車で来た人でにぎわっており、参加者も少なく、1人でとぼとぼ歩いている「ワシは何なんだ…?」とおのれに疑念が。コースの折り返し点はみかん山のいちばん奥なのですが、思ったより坂道がキツかったので「途中でズルして戻っちゃおうかな~」という誘惑にかられました。
それでもようやく最高部へ。
まさに旬のみかんがいっぱい…とともに、またしても「向こう側の首領」の横顔が見えましたが、気付かぬふりをしました。
ふりかえると、モミジも逆行にきらめいていました。
そして…東の方向には、はるか彼方にたぶん筑波山、もしかしてスカイツリーらしきものが見えました。やっぱしここまで来てよかったなあ。
ところでこのシリーズはなんといっても予算がショボいので、600円という「みかん狩り」はしませんでした。
晩秋の日は短く、その帰り道は木々の影で、このようなシマシマに…。
みかん山のふもと近く、無人販売のテーブルを発見、みかんは1袋200円とあったので、100円玉2つを小箱に入れて購入しました。甘くて美味しゅうございました。
「日本の里・風布館」あたりでもう完全に飽きちゃったけど最近、ごみ箱のある駅が減っちゃったのでしかたなく買ってるニューデイズのおにぎりの昼食のあと、波久礼に戻ります。紅葉を期待してちちてつで長瀞に移動。かなりの人出。さっそく岩畳に行ってみると…。
黄葉はこのような状態でしたが、その中に「向こう側の連中」の顔を多数見てしまったものの、もちろんここでも気付かぬふりをしてすこし川の奥に目をやると…
なかなか幻想的な風景が見られました。よく見るとここにも数人、「連中」がいるようですが、気付かぬふりをしました。
なおここで1回下車したので1000円のきっぷでもこの日は結局40円得をすることになります。
長瀞駅に戻ると、ちょうど首領が好きなアレが…。そう、SLパレオが入線してきたのですが、タイミングが合わず失敗してしまいました。
▲ひとが写っているので写真をイラスト化しました。
長瀞からは西武線ルートで帰るため、西武秩父と目と鼻の先のお花畑へ。休日は直通乗り入れしている列車もありますが、あえてお花畑で下車します。なんでかというと…
ここで秘密兵器「株主優待1日券」を投入。これを使ってワシの場合、500円を+すれば所沢まで特急ラビューに乗れるというわけです。
し、しかしこの日は紅葉目当ての人出が多かったためか、予定の特急は満席。1時間後の次の特急も「満席近し」
んじゃ普通列車で帰るか…とも思いましたが、待てよ、人気のない「Sトレイン」なら空いているかも…とおもいたち、購入。これも所沢までだと500円の追加。とっぷり日が暮れた西武秩父駅のその列車がやってきました。
通りすがりの、い~かげんな撮り鉄⑨西武秩父駅にSトレイン入線
こうしてみるとなかなかカッコいいのですが、窓口の人に「なるべくすいている席を…」と言ったらドアの横になってしまい、横は壁で景色(すでに真っ暗だけど)は見えず、飲み物のホルダーはなく、何より吊革がたくさんぶら下がっているのがあまりに通勤電車的で、「同じ500円なのに、なんかな…」とぼやきたくなりました。ま、特急車両じゃないんだからしかたないけどね、予想どおり空いていたのはよかったし。
途中JRとの乗換駅・東飯能を通過し、所沢でSトレインを下り、西武線を遠回りして拝島へ。この先は個人情報になってしまうのでぼかしますね。
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