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たぶん、今と変わらぬ青春があった…ただ1つの事を除いては。わし流ショボて鉄たび㊲予科練平和記念館

青春18きっぷを利用して常磐線は土浦へ。駅からバスで向かったのは予科練平和記念館。夏なので行ってみました。曇りで涼しい日を選んで、ですが。

ここは全国からかなりの高倍率から選抜された14歳~17歳までの少年たちが搭乗員としての訓練をした、いわゆる予科練があったところ。見出し画像は外に展示してあるゼロ戦のレプリカです。

学校での授業の様子、余暇の過ごし方の様子などがよくわかるよく分かるように展示してありました。これらを見ると今の同年代の青春と、それほど変わらないようにも思われます。ただ一つ、前提として戦争がある、ということを除いては。

ワシは以前、知覧の特攻隊平和会館にもいったことがありますが、死を目前にしていたあちらに比べると練習生の手紙に悲壮感があまりなく、初めて飛行機にを操縦した日の喜びなど、明るい感じがしました。

当時、敵国の言葉としてかなり制限されていたはずの英語の授業も、ここではしっかりあったということからも、現実的な考え方の人が多かったのではないでしょうか。

それが戦争末期の特攻に結びついてしまったのは、何か強引な力が働いてしまったような気がしてなりません。

…というようなことを、せめて夏の1日、いや1時間でも…ぐらいは誰もが考えてもいいんじゃないかな、などと思いながらここを後に。せっかくだから霞ヶ浦を見ながら歩いて土浦駅に戻ろうか。

霞ヶ浦220828-1.pngブライト&ビビッド


しかし思ったより時間がかかりそうだし、このあとの予定もあるので途中でリタイア。バスが通っている道に向かいました。このへんの田んぼは早くも稲が実っていました。

つちうら稲穂220828-1.pngゴージャス


バスを待っている間、腹が減ってしょくがないので、バッグの底に眠っていた? 飴玉を1つなめると、いくらか楽になりました。

駅に戻ると上野・東京方面の上り列車に…は乗らず、わざわざ1時間も先の水戸まで行き、食料品売り場でいろいろ購入してから普通列車グリーン席に乗り込み、いつものように飲み食いしてから家路をたどったのでした。


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