理系ってモテないかもって言われるけど実は数学を使えばもしかしたら、数学的に彼女を手に入れられるんじゃないかって考えたら意外といい方法があった

こんにちは。「人も歩けば理科に当たる」ということでちょっとした理科の知識を理科のことをよく知るモテないと有名な工業大学の大学生ベルヌーイが科学的にモテる方法を披露しちゃおうかと思います。(→続編)

今日のお題は「数学的に恋人を手に入れる」です。

　最近話題の「理系学生が恋愛ができることを証明する」類のものではないです。これはもっと実践的です。名付けて「数学的合コン必勝法」です。合コンで狙った人を手に入れたいと思うなら、こんな戦略があるということを掃海したいと思います。

　ゲーム理論というものを知っていますか。ゲーム理論というものは、「人のココロをカガクスル」数学の理論です。

　

＜今日の問題＞

あなたを x とします。男友達 y , z , αと女友達a , b , c と数学的合コンを開くことにしました。x(自分)は意中の女性と付き合う権利を得ることができるでしょうか？

(条件1)ただし、 x , y , z , αは男性であり、 a ,b , cは女性であるとする。また、問題を簡単にするために今回は「男性が男性に恋すること」と「女性が女性に恋すること」は考えず、男性陣は女性陣に、女性陣は男性陣に恋するものとします。

(条件2)始めに異性+自分(独身という選択)に対して順位をつけさせました。

※自分よりも順位が低いということは、付き合うくらいなら独身でいたいということです。

・男性陣の順位の結果

・女性陣の順位の結果

(条件3)今の相手よりもお互いのことが好きであるカップルが存在しないということ。

例えば、合コン後にこんなカップルが成立しちゃったとしたら、うまくいけるでしょうか？

実はうまくいかないのです。男性陣はそれぞれが好きな人と付き合っているように思いますが…女性陣がうまくいかないのです。

b さんは実は x 君よりも α 君のほうが好きで、α君も実は、独身なんかでいるときよりも b さんと付き合いたいのです。だから、合コンの後に付き合ったとしても、計算上はうまくいかないでしょう。（実際の恋愛では、うまくいくこともあると思いますが…）

　こんな時に「ゲーム理論」の「男性告白型ゲールシャープレイアルゴリズム」を使うわけなんです。いきなり、難しくなりそうだって思わないでください。「告白」の「数学的な」方法なのです。

１　男性陣は一番好きな人に告白する。

２　女性陣は告白してきた人が独身になるよりも良かった場合、告白した男性の中で一番好きな人をキープ。

３　フラれた男性陣は次に好きな女性に告白する。

４　２と３を繰り返して、フラれる男性がいなくなった時に、女性はキープしている男性と付き合う。

　簡単でしょ！！これだけで本当にベストカップルを作れるのかって心配になりませんか？

実際にやってみましょう。

始めに x , α 君は b さんに、y , z くんは a さんに告白します。この結果、aさんはy君のほうがx君よりも好きなのでy君を、bさんはα君のほうがx君よりも好きなのでα君をキープします。次に、フラれたx君とy君が次に好きな人に告白します。・・・と続けていくと、

　こんなカップルが成立します。男から告白しているから男のほうは彼女以上の好きな女性はいても必ずフラれちゃいますよね。逆に女性陣は今の彼氏以上に好きな男性はいてもその男は、自分の事よりも好きな女性と付き合っているからフラれてしまうという状態になっていますよね。だから、このカップルよりうまくいくカップルはないのです！！すごいでしょ。数学によって恋愛がうまくいくなんて思ってなかったでしょ！！ぜひ合コンで確かめてください！！そして結果を教えてください！！

また、日常生活での不思議を募集しています。例えば、大学生活中に何人と付き合ったほうが良いかみたいなものから、なんで新幹線の先はとがっているのに山手線の先はとがっていないのみたいなものまで幅広く募集しています。コメントの欄まで投稿してください。

今日のお話はこれで終わり。ご精読ありがとうございました。続編もお願いします。