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子どもの孤立を防ぐために優しい間(ま)を紡ぎたいーヒラクフクシvol.4《認定NPO法人PIECES》文字起こし


2020年6月23日、ヒラクフクシvol.4《認定NPO法人PIECES》が開催されました!

4回目となる今回は、認定NPO法人PIECES理事の斎典道さんに、子どもが孤立しない地域をつくるための市民性醸成プログラム「Citizenship for Children」について主にお話ししていただきました。子どもとの関わり方についてはっとさせられる30分間だったように思います。

そのイベントの模様をUDトークの文字起こしをベースにまとめました。イベントに参加できなかった方もお話し内容を確認できるとともに、イベントの雰囲気を感じていただけるかと思います。また、イベントに参加された方の復習としてもご利用ください。

今回もしわしわカンパニー代表 山﨑 史香 さんに、イベントがイラスト1枚でわかるグラフィックレコードを作っていただきました!併せてご覧ください。

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🚩ゲスト紹介
斎 典道 (Yoshimichi Sai)さん
認定NPO法人PIECES理事/社会福祉士/保育士

大学在学中より国内外の社会的養護、地域子育て支援の現場でフィールドワークを実施。2012年には北欧の社会福祉を学ぶためデンマークに1年間滞在。国民の日常に溢れる、文化としてのウェルビーイングの価値に深い感銘を受ける。
日本福祉大学大学院在学中にPIECES設立に参画。その後、現職に就任。現在は、子どもの孤立を予防するサポート人材の育成プログラムを担当。2015年からは都内でスクールソーシャルワーカーを兼業。子ども・子育て家庭の教育福祉問題に対するシステミックな変革を、ソーシャルワーカーという立場から追求する。

🚩ファシリテーター:小泉 祐司

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ヒラクフクシとは

(小泉)改めましてヒラクフクシVol. 4、皆様お越しくださりありがとうございます。本日は認定NPO法人PIECESの理事の斎さんをゲストにお招きして、20時までの1時間ほどお話を伺いたいと思います。

僕は、つくばのコワーキングプレイス「Tsukuba Place Lab」でスタッフをやりながら、地域福祉計画、障害者計画や介護というような、福祉面の行政計画を仕事としてやっています。

今日お越しいただいている斎さんが理事をしていらっしゃる認定NPO法人PIECESの「C for C」プロジェクトのアンバサダーに就任させていただき、この1年、僕はプランナーっていう面で福祉に関わりながらもどちらかっていうとプレイヤーの側面を強めに持って開催をしてきました。

僕が福祉に関わるきっかけになったのは、いばふく超作戦会議というイベントになっています。もともと、「いばふく」という茨城を福祉で元気にするというプロジェクトがあり、その中で、茨城の福祉で元気にするためのアイディアを考えるワークショップをやろうということで、僕の方で企画運営ファシリテーションを一通りやらせていただいています。

このイベントですね。なんか本当にそんなかっちりしたこと自体はやってるわけじゃないんですよね。とにかくこのイベントを楽しんで欲しい。楽しいは記憶に残るし、楽しくないと文化として残らない。僕らは福祉が楽しいという文化を作りたい。だからこそ、しっかりとこのイベントを楽しんでくださいということで、研修ですって銘打ってやっているにもかかわらず、基本的にはひたすら遊んでます。

「福祉」って一言で言ったときの定義が広すぎると僕は常々思っています。いわゆる介護福祉士っていう専門職もあれば、別に高齢者福祉だったり児童福祉だったり、今回のような子どもの孤立っていうようなテーマであったり、福祉って一言で言ったときにケアできる範囲っていうのは、僕は圧倒的に広いと思っています。だからこそ、いろんな福祉のあり方があっていいというのが僕がいつも福祉に接しながら思っていることなんです。

福祉はこういうもの、という定義はなかなか難しいんじゃないのかなと思っています。だからこそ福祉っていろんな形があるんだよねと、その多様な形の福祉を少しでもこうヒラいて見せている方にお話いただいたら、福祉の視野が広がるんじゃないかなと思って僕はこのイベントを企画しました。


そして今回、vol.4 では認定NPO法人PIECES理事の斎さんにお越しをいただきまして、子どもの孤立であったりPIECESでの取り組み、またC for Cという活動についてお話をいただきます。改めまして、今日ゲストとして、お話をいただきます認定NPO法人PIECESの斎さんです、よろしくお願いいたします。


(斎さん)よろしくお願いします。スライドをたくさん用意しすぎたので、なるべく30分以内でお話できるように頑張ります。

改めまして、NPO法人PIECESの斎と申します、よろしくお願いします。
簡単に最初の自己紹介だけさせていただければと思っているんですが、その前にですね、ちょっと皆さんにニュースがありまして、つい20分ほど前にですね妹に子どもが生まれました。

(小泉)おめでとうございます!

(斎さん)という嬉しいニュースが、先ほど舞い込んできました。はい、テンション高めで30分お届けしたいと思います。よろしくお願いします。

自己紹介

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PIECESでは理事をやっています。2016年の6月にNPOになったんですけれども、創業の頃からずっと関わっている団体です。事務局長という肩書きもありますけれども、小さいNPOなので、肩書きはあまり関係なく、事業の最前線から経理の仕事とかまでやっていたりします。
アイデンティティとしては今そのNPOの事務局長と、社会福祉士、ソーシャルワーカーですね。PIECESの立ち上げと同じ時期からスクールソーシャルワーカーという仕事に就いてきました。
それと4年間ぐらい同時並行でPIECESをやってきて、去年からほとんどもうPIECESに専業という形ですね。

私の自己紹介が長くなると本編の方が終わる気がしないので、私個人について気になることがあれば、質問のときに聞いてください。

少しだけ、そもそもなぜ私がここに至るのかっていうお話をしたいなと思ってます。

私は、日本福祉大学という今日のテーマ「福祉」ど真ん中の大学に通っていました。しかも社会福祉学部社会福祉学科というところで4年間学び、そのあと直接大学院に行き、通常だったら大学院は2年間なんですがフラフラと5年間くらいいたので、9年間ぐらい学生をしておりました。

もともと保育士になりたかったんですね。保育士になろうと思って大学に入って、その頃は社会福祉士なんていう言葉すら知らなかった。だけど歴史のある大学だったので「保育だけ学ぶ」とはいかずに、その源流にある社会福祉っていうのをきちんと学んでおきなさいよっていうメッセージを感じながらも3年間ぐらい過ごしていて。3年生になっても特にソーシャルワーカーになりたいとかっていうところはそんな思ってなかったんですけど、一応社会福祉士を取れる単位はとっていて実習に行くことになったと。そして、児童養護施設へ実習に行ってみて、虐待を受けて育ってきた子どもたちに出会ったわけですね。

3日目の「こっち来んな。」- この子たちがここに来なくてもいい社会を作りたい

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虐待を受けて育ってきた子どもたちについては、本で読んでいたりとかは当然していましたけれども手触り感がなかった。でも実際にそこで子どもたちと出会いました。すると、1日目、2日目にはたくさん遊んでて、声かけてくれた小学校1年生の子どもが、3日目くらいに、急にこちらを見なくなって。

「こっち来んな。」
「うざったいんじゃ」

みたいなことを言ってくるわけです。
なんだこれと思って。
職員さんと話をしていると、そういう形では彼らは「本当にこの目の前の大人が信頼に値する大人なのか」と、大人を試すことがあるということでした。

そんな子どもだったり、中学2年生ぐらいになってもいろんな不安が重なり夜のおねしょが続いてしまったり、そういう子どもたちがここにやってきているのを見て、本当に家庭だったり育つ環境が与える影響ってこんなにも大きいんだっていうの何かを肌身で感じてたんですね。

そのときに、目の前の子どもたちをすごい大事にケアしていかなきゃいけないなっていうことに気づいたと同時に、この子たちがここに来なくてもいい社会って作れたんじゃないのかなっていうことを思ったんですね。
私は後者の方が思いが強くて、地域の中で育ってきてなぜ虐待がこんなにもこの子に影響を与えてしまったのかっていうところ。きっと何かその保護者も一方的に責められないような事情があるんだろうな、とかっていうところに気づいていくうちに、このソーシャルワークを通して社会の構造にアプローチすることの奥深さとか必要性みたいなものを感じ始めていきました。

ただ日本の社会福祉・ソーシャルワークって特に子どもの領域はどちらかというと対症療法的というか、何か問題があってから登場する人たちっていう感じになっているのかなと思っています。児童相談所に象徴されるように、虐待が起きたところからいかに早く介入するかっていうところ。一方で、カナダとか、私が大学院時代に1年くらい過ごしていたデンマークとかだと、ソーシャルワーカーがもっと地域の身近なところにいるんですよね。そういう本当に人のよろず相談的なものまで受けている役割とかっていうのを目にしてきて、なるほどなと。ソーシャルワークって対症療法だけじゃなくてもっとなく地域の中で予防的に役割を果たしていく、そんな職業なんだということを知って、それはすごい面白そうだなって当時は思ったんだと思うんです。それで自分の道を探し始めた。

でも日本では、既存の子どもの領域で予防的な関わりっていうのができる仕事がなかったので、どうしようかと思っていたときに、今NPOを一緒にやっている児童精神科医の小澤いぶきと出会いました。既存の枠組みだとなかなかないから、作っていこうかっていう感じで、このNPO法人PIECESが生まれていったという。そんな流れの中で今ここにたどり着いているというような感じです。


子どもの心の孤立を解消したい

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ここからPIECESとして取り組んでいることについてお話しします。
簡単に今取り組んでいる課題について。
メディアなどでも報じられている通り、貧困であったり、虐待であったり、いじめだったり、っていうのが残念ながら子どもたちの取り巻く環境に生じています。ただ私たちPIECESが視野に入れていることとしてはその1個1個の課題っていうよりはそこに広く関わる子どもの孤立、子どもの心の孤立っていうものがあるよねというふうに捉えています。

「ほっといてよ。大人なんて信用できない」
「どうせ僕の存在なんて、誰も気にかけてないんだ」
「自分なんていてもいなくても同じ」
「本当は誰かに助けてほしかったけど、信頼して相談できる人なんて一人もいない」

これ実際に今までPIECESでの活動を通して聞こえてきた子どもたちの声なんですけども。

そんな声を子どもたちが届けてくれるわけですね。

日本の子どもたちの孤立って、あまり接していない人にとっては想像がしづらい。本当に物理的に誰も周りにいないっていうことではなくて、家族だったり、同級生がいたりという環境の中にはあるけれども、そこに本当に自分で安心していられる場所がない。そんな状況に陥ってるのは今子どもたちの実態としてあるかなと思ってます。例えば、学校であっても、その場所には行ってるんだけれども、本当の意味で何かそこで安心できたりとか、信頼できる人に会えたりはしていないみたいなことも含めて、今起きてることかなというふうに思っています。

「自分から人に頼ればいいじゃん」みたいなことも思われることもあるかと思うんですけれども、私たちはこの人に頼るっていうのが本当に主体的な行為なんだと思っているんですね。子どもに限らずですけれども、人にアクセスする、相談する、頼るっていうところに行くまでに3つくらいのステップがありますよね。

まず①自分の現状を問題だと認識する。それができたとして②周りの困りごとを相談できる相手を探す。そこが思い浮かぶかどうかって話もありますし、思い浮かんだとして、③勇気を振り絞って、会いに行く・相談する・電話をするとかっていうステップがある。そしてアクセスしたところで、自分の中の困り感とか不安感とかっていうのが晴れるかはわからない。まずアクセスをするっていうところまででもそんだけのハードルがあると、やっぱり頑張れって言ってもそれは酷なことだなと思っています。

というようないろんな背景環境がある中で、物理的なというよりも心の孤立をしてしまっている、そんな子どもたちと出会ってきて、我々としてどんなことができるか、孤立してしまっている子をどうしようっていうよりも、孤立させないためにどうしようっていうことを考えないと、とこれまで活動してきています。


「時代を超えて、子どもと共に優しい間(ま)を紡ぎ続ける社会」をつくるための「市民性の醸成」

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そんな状況に対してPIECESの世界観としては、課題を解決っていうよりも、つくりたい社会に近づいていけたらいいなという世界観で活動しているので、ビジョン・ミッションの話をします。
私の見つめる未来は「時代を超えて、子どもと共に優しい間を紡ぎ続ける社会」という風に言っています。

「優しい間」っていうところがキーワードかなと思っています。この後もたびたび出てきます。

何か子どもを教育するとか、子どもを支援するとかっていうことでもなく、その周りにいる大人が駄目だから大人をどうにかするとかっていう世界観でもなく、「子どもと子ども」だったり「子どもと大人」だったりっていうところの間にある、「間(ま)」ですね。必ずしも関係性だけではないので間って言ってるんですけど。そこの間を優しいものにしていくと頼り頼られる関係になれるんじゃないかと。

大人にとっての正義と、子どもにとっての正義は当然違うし、子どもの置かれた状況と、周りにいる大人がその子に対してイメージしているものや捉えているものっていうのは違うのかなと。そういったときに想像力とか好奇心っていうのをその他者に対して向けていく。その見つめている自分自身の価値感みたいなものを見つめ直していくプロセスが大事なんじゃないかなと思っています。

なんかそういう話をしていると「昔のムラ社会みたいなものに何か近づいていくって話なのか」と言われることもあるんですけど、それは違うと思っています。

子どもが孤立しない社会っていうのはなんかすごい強い繋がりがあればいいのかとかっていうことでもなくて、それはそれでなんかすごい窮屈ですよね。なんかこう、同調圧力みたいなものが働いたりとかするっていうことではなくて、今の時代にあったものを作っていく。そのときにこの「優しい間」をもたらしていくために必要なものが私たちは「市民性」だと思っていて、「市民性の醸成」っていうものに取り組んでいるっていうのがPIECESです。

孤立が起き得る社会だと、誰かに頼ることができない、頼れる人がいない。だから自分を大切にする経験が持てずに他者や自分を大切にできない。
そして孤立が深まっていく。
そういうサイクルから、
優しい間を通して誰かが自分のことを気にかけてくれる、それによって自分を大切にできる。
自分を大切にできてはじめて、相手のことを尊重して大切にできる。

っていうようなサイクルに変えていきたいと。
そんなふうに思っております。


地域の子どもとより良く関わるための育成プログラム「Citizenship for Children」

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次に、PIECESがもう少し具体的にどんなことやってるのかっていうことをお話していきたいと思ってます。

PIECES取り組みは主に3つですが、Citizenship for Children(C for C)という事業がメインの活動です。今日はこのC for Cの話にフォーカスしてお話をしていきます。

地域の子どもとより良く関わるためのプログラム「Citizenship for Children」。「市民性を醸成する」ために私たちが取っているアプローチがこの育成プログラムです。子どもたちの環境にいる人たち、子どもたちの周りにいる人たちが参加するプログラムを作る、というアプローチをとっています。

このプログラムは、「座学」「ゼミ」「実践」という3つで構成されています。座学は子どもと関わっていく上での発達の話だったりとか、そもそも遊びっていうのは子どもたちにとってどんなものなのかとかっていうのを、実践家、専門家の話を聞いてもらう。ゼミでは子どもと関わるときに必要な市民性といったものを探求する。それから実践を実際に子どもたちと関わって行う。この実践のしっ放しももったいないので、このゼミではその実践で自分が行った関わりについて振り返る。リフレクションとダイアローグっていうのを大事に取り組んでいるプログラムです。

大人が良かれと思ってやったことで子どもたちが傷つくみたいなことは本当によくあることで、逆に大人が一見この子は大丈夫かなとか思っている子どもがしんどさを抱えていることもあります。そんな大人が持っている価値感、それについてきちんと振り返っていくこと。そこを続けていくことがすごい大事な部分なのかなと思っています。それを通して自分にできること、一市民としてできる自分のアクションみたいなことを模索していく。そんなところまで持っていくのがこのプログラムです。

具体的にこのプログラムを終えた人たちがどんなプロジェクト・アクションを起こしてきたかっていうのを紹介したいと思います。
1つは、結構やんちゃ系な子どもたち、いわゆる公的な支援には全然興味を示さないような子たちがいるので、彼らが興味を持つものなんだろうみたいなものを考えたときに、スポーツならいいかも、ということでドッジボールとかドッヂビーとかやっていたことがあります。ここにはいわゆる普通の会社で働いている人もただ子どもたちと一緒にスポーツをしにくる、みたいな雰囲気。でも、子どもたちといっても10代後半の子とかがいると彼らのエネルギーには歯が立たない笑。 そんな関係性、必ずしも一方通行ではなくて、ここに来ればみんな肩書きのない関係性みたいなものが作られていたりします。

あとは、学校にあんまり行きたくない子どもたちが集まって、ひたすらみんなでゲーム作ったりとか、別にゲーム作らなくてもいいんですけど、なんかそんな場作りとかがプログラムを修了したメンバーから生まれてきました。

特徴的なのはC for Cのプログラムを終えた人たちは、自分たちだけで何かしようとするんじゃなくて地域の社会資源となる人たちを巻き込んでプロジェクト作りをしている点がユニークかなと思ってます。このプログラムを終えた人たちは子どもとの関わりについては一通り学んでいるけれど、必ずしも何か一芸に秀でているわけではない。この場合だと、会社でプロのクリエイターとしてゲームを作っている人たちとかっていう層の人たちがいるとよりおもしろい場が生まれる。子どもにとってはクリエイターさんたちは凄い人たちだけど、はじめはちょっと近づきがたい。クリエイターさんにとっても、ゲームのことは分かるけど子どもとの関わり方は分からない。
子どもとクリエイターさんがいるだけではそこに安心は生まれにくくて、そのどちらにとっても、このプログラムを終えたメンバーがそこにいてくれるというのが、地味なようで大切な役割だったりします。


あとは去年のプログラムの修了生、この方はコンビニのオーナーをしていて、コンビニに深夜に買い物に来る子とか、万引きしちゃう子と話してるうちに、この子たち責められないな、と。この子たちの家庭の状況も結構しんどいなっていうので、せっかくコンビニっていうハードの場所があるから、駐車場とかイートインスペースとか作って子どもの居場所を作れないかみたいなことをプログラムに参加しながら形にしていったということも起きています。


プログラムを通して生まれた大人の変化・子どもの変化

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プログラムを修了したメンバーからは、以下の様な声をいただいています。

  自分は素人だから子どもと関わることはできないと思っていたけれど、同じ志を持った仲間と出会えて、自分でもやっていけることがあるという気持ちになれた
  今まで普段の「仕事」と「子どもとの関わり」は別物だと思っていたけれど、仕事も実は地域での暮らしの一部であり、市民としてのフィールドだと気づき周囲の人々との関わり方も見直すにようになった。
子どものためのアクションを生むプログラムであるんですけど、結構自分の所属する会社とかコミュニティ内での人間関係が良いほうになっていたりっていうような副次的な効果も出てきたりします。

子どもの変化に関していえば、たとえば医療機関につながっていたあるこのケース。

その子は、このままほっといたら家の中引きこもっていっちゃうし、かといって医療でやれることもない、みたいなタイミングで関わりがスタートして。この子には、当時19歳のプログラムを終えたメンバーがずっと関わっていました。はじめはなかなか大人と目も合わないというところから関わりを続ける中で、たまたま先ほど紹介したもの作り、ゲーム作りの場にこの子は行けたりしたんですけども、そこでただただ一緒に絵を描いたり、クリエイターさんたちと遊んだりしながら安心できる関わりみたいなものができた中で、1年半ぐらい経った時に「やっぱり自分の好きなこと、やりたいことは学校の中にあるから」と学校に行き始めたりしてます

そんな感じでC for Cのプログラムは行っています。


若年妊婦をサポートする「project HOME」

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Citizenship for Childrenの他のプログラムで、project HOMEという取り組みも今行っていたりします。
これはの10代で妊娠出産した人たちと、生まれた子どもをサポートしている取り組みですね。

このプログラムはピッコラーレというNPOと協働して居場所作りをしています。宿泊とかもできる取り組みなんですけど、地域の普通のおばちゃんとかおじちゃんとかお兄ちゃんとかお姉ちゃんとかが、ボランティアとしてこの場に訪れるみたいなことをできたらなと思っています。ですので地域の人たちの巻き込みとか、育成研修みたいなこともしていたりするんですけども、その辺りをPIECESが担って、主な場の運営自体はこのピッコラーレが行うみたいなコラボを行ってます。


「市民性」を発揮する

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今日の最後のパートになるんですけれどもちょっと今日のテーマに絡めて一つだけお話をできればなと思っているのが、この「市民性」の話です。
そもそもなんでPIECESは市民性醸成に取り組むのか
そこには、市民でもできることと、市民だからこそできることみたいな視点があるかと思うんですけれども。まず子どもたちは「この目の前の大人が本当に安心できる人なのか」というのを半信半疑な状態であったりするわけです。そのときに大切なのは、専門的なスキルとかではなく、目の前にいる子どもの感情や願いに目を向けることだと思ってます。

例えば子ども食堂に遊びに来た子に対して、「ちゃんと手を洗ったの」とか、「いただきますいいなさい」みたいな。その手洗ってほしいっていう大人の願いも大事なんですけど、今目の前にいるその子はどんなことを求めているのか。

この子がここにいる。ここに来た、っていうことの奥底にある願いは何なのかっていうところもちょっと考えてみようよ、みたいなこととかでもあるんですけど。もしかしたらやっとの思いでたどり着いたかもしれないその場所で、いきなりその場のルールや大人の願いからスタートしちゃったら、やっぱり安心とか信頼とかっていうのを感じられなくなっちゃう。でも逆に言えば、市民性っていう意味では、やらされてるわけでもないし、「こうしなきゃいけない」があるわけではないので、「子どもの声」や「子どもの願い」から始めることができるはずなんです。加えて、いかに楽しさで関わっていくかみたいなところもすごい重要かなと思ってます。自分自身がなぜ子どもに関わりたいのかという、根元から出てくる主体性みたいなものは大事にしつつ、でもなんかそれを自分の都合だけじゃなくて、子どもの願いもきちんと視野に入れてやっていくっていうのがすごい大事な部分かなと思ってます。

「市民性」と「市民」でイコールではないんですけど、あえてわかりやすくするために「市民」と専門家とを並べてみると、ベン図で表せると思います。それぞれの得意なところもあれば重なっている部分もある。市民の特徴を考えたときに、いわゆる子どもの専門性はないかもしれないけど、目の前の子どものプロになることはできるんじゃないかと思ってます。
「役割で関わる」ていうことでもなく、自分の名前で関わるというのが主だし、市民の役割の範囲っていうのは曖昧だったりするんですけど、その分関わりの余白があるんじゃないかなと思ってます。目の前の子どものその課題とかリスクとかに対処するっていうよりも、その子が持っている強みとか可能性みたいなものにフォーカスして、正しさよりも楽しい遊びみたいなものを大事にしていくっていうことなのかなというふうに思っています。

この辺はかなり抽象度が高い話になっちゃうけど、その優しい間を生んでいくための市民性にはは3つのステップ「みつめる、うけとる、はたらきかける」っていうものがあるかなと思ってます。

まず目の前に子どもが感じていること、思っていることを考えてること。それをこちらがフィルタをかけずにありのままに「みつめて」みようということです。

それを受けてその目の前にいる子どもが発するメッセージっていうのが何なのかっていうのを、きちんとこちら側で「うけとる」、っていうプロセスがあります。

それを受けて「はたらきかける」っていうところになるんですけれども、大それたことじゃなくて本当にその子に一言声をかけるとかそんなことかもしれないですし、もしかしたら、子どもとの関わりだけじゃなくて、自分の身近な人たちとのコミュニケーションとか消費行動とか政治参加とか、そんな形で何か目の前にあるものはそのまま見つめて、それを受け取った自分がどう感じてるのかっていうのもきちんと振り返るということかもしれない。

最後に、市民性醸成のプログラムなどのとき、大切にしたい視点ということで、5つ。

①子どもの願いに目を向ける
②自分の気持ちや価値観・願いを自覚する
③「支援」ではなく「関わり」を
④「子どものために」よりも「子どもとともに」
⑤学び続け、問い続ける

まずは子どもの願いに目を向けるってことが大事だと思うんです。それを大事にするためにも自分の気持ちとか価値観にきちんと自覚的でありたいと思っています。

また、支援ではなく関わりっていうのはゴールがあるものじゃない。私もスクールソーシャルワーカーとして活動しているときに何かこう支援目標とか支援計画みたいなの作ったりするんですけど。翻って友達との関わりと考えたときに、友達関係にゴールとかってないよねと思って、まさに関わり続けるっていうことなんですけど。そんな世界観のかなと思ってます。

子どものためにっていうことよりも、子どもとともに考えたり、遊んだり、そんなことをしながら、いつまでたっても子どものことも自分のこともわからないので、学び続けて問い続けるみたいなことも大事なのかなと思っています。


質問タイム

(小泉)お話いただきありがとうございました。
斎さんとの出会いは1年前で。C for Cの活動を始めるにあたり、ご紹介いただきました。
C for Cの活動にもお邪魔していましたが、斎さんからしっかりと伺うのははじめてで、今日は本当にありがとうございました。

改めて、C for Cのプログラムが生まれた経緯というのを少し詳しく伺ってもいいですか。何でプログラムが、市民性醸成っていう形で始めたのかって辺りをもう少し詳しくお伺いしたいなと思いました。

(斎さん) そもそも、まずこのプログラム、はじめから凄い確信があったわけではなく、本当に実験的に取り組んできました。

PIECESの代表は児童精神科医で、私もソーシャルワーカーで、それぞれのフィールドで活動してきて、専門職だけではどうしても難しいよなということを感じていました。

児童精神科医とか本当に特徴的で、めちゃくちゃ専門性は高いですけども、1ヶ月で関われる時間が30分とかっていう世界ですよね。その30分で、その子の生活を根本から変えられるわけがないし、ケアしてもしきれないところがどうしても出てくる。子どもはそれ以外のほぼ全ての時間を地域の中で過ごしている。そこで出会ってる人たちの方が絶対に関わってる時間が長かったりとか、よりアクセスがしやすかったりする人たちなんだろうなっていうことを思っていて。専門職がもっと頑張ればいい、行政がもっと頑張ればいいっていうことの限界をすごく感じていたので、そこをどうしたらいいんだろうと思っていたときに、やっぱり我々が実践する中で必ずしも専門職だけじゃなくて、地域の人たちが重要になる。資格もない人たちの関わりで意外と子どもたちが元気になっていったりとかするので、ここにキャパシティあるんじゃないかなっていうのを思ったんですよね。

地域作りとかっていうのを考えたときにニーズの視点も大事だけど、課題はいっぱいあるし、本当に複雑。一方で、キャパシティの視点で捉えたときに、市民の力は潜在的なキャパシティがあるかもしれないと。もう仮説的にでしたけど、実際にプログラムやってみたところ、何かしたいっていう市民の声が思っていたよりも多かったんですね。

東京での4期目とかは、定員が12名のプログラムとかなんですけど、説明会に100人ぐらいの人が来ていて、40人ぐらいの人がエントリーすると。でも、私達もこの学びのコミュニティみたいなものすごい大事だと思っていて、規模が大きいければいいっていう話ではないので、12人の定員を設けています。すっごい申し訳ないんですが、選考をさせてもらって絞ります。

何かこれすごいなあと思って。子どものために、社会のためにって思ってる人がこれだけいる。本当にお試し的に始めた取り組みではあったんですけど、パッケージにした方がわかりやすいし、東京だけの課題ではなかったので、去年始めたように他の地域でもやれるっていう形にするためにプログラムっていう形をとっています。また私たちもこの仕組みというのを最終的には文化になっていったらいいと思ってるので、こういう市民による活動っていうのを文化として広げていく最初の役割としてのこういうプログラムっていう仕組みを作ることかなと思いやっている感じですね。

(小泉)ありがとうございます。そうですよね。
なんか今伺っていて、僕は行政にいたのでやっぱり行政の限界っていうのは感じることがあり、日本は対症療法になりがちですよというお話があって、僕はこれ伺って本当にそうだよなって思ったんですね。確かにこれはもう、キャパシティの部分であったり行政という仕組み上、ある意味仕方ない部分もきっとあるんだと思いつつも、児童相談所に相談をしてからでないと動けない部分であったりだとか、家庭っていう、ある意味でブラックボックスになっているところにはアクセスしづらい現状があるというのを僕は日々感じていて。僕はこの活動自体が地域作りとか、人作りだろうなっていうのをいつも感じていて、子どもに接する大人だったり、子どもと子どもだけではなくて人と人の間に優しい間をどうやって作っていくかなんだろうな、っていうのはすごい今伺いながらすごい感じていました。

(小泉)子どもの願いとか思いを聞き入れる見つめるってお話があったと思うんですけど。斎さんが子どもの思いや願いを見つめるときに気をつけていることを意識していることがあれば聞きたいなと思っていて。例えば何か僕が気になったのは最初なんて声をかけるのかなって思ったんですね。多分子どもによってはリアクションしてくれない子もいると思うんですよ。そういうことに関してスタートをどうしているのか、伺えればなと思いました。

(斎さん)今の質問に対する逃げみたいな感じになっちゃうかもしんないすけど、
逆にある意味、願いを聞こうとしないことが大事なんじゃないかなと思っていて。

(小泉さん)願いを聞こうとしないことなるほどなるほど。

(斎さん)逆説的ですけど。いやなんかこっちから、願いを聞きたい、願いを知りたいもやっぱこっちの要求だったりするわけですよね。

何かその子は今願いをこちらに話したいかどうかわからないし、タイミングもあるし相手もいるしっていうことだと思うので、一緒にいることが心地よくなるっていうことをまず大事にするってことなんじゃないかなとは思っています。

(小泉さん)なるほど。

(斎さん)そこにいることがその子にとって安心できるものになっていったりとか、この人だったらちょっと何か話しし始めてもいいかなって思ってくれる、っていうところまでが大事だと思っていて、それを作るのに1年2年かかることもあるし2年経ってもやっぱ心が開かれないことだってあるし。こっちはすごいその子を大事に思ってても、向こうがこちらに心を開かないことだってあるので、もちろん本当に緊迫している場面では緊急的な支援というのが必要になるけれども、基本的にはどんだけ辛抱づよくこちらが裏切らずに関わり続けるのかっていうことかなと。そのプロセスの先にその子の願いとかっていうものが初めて出てくると思っているので、初めからそうするっていうよりはこの子の願いはなんだろうの視点を持ちながら、関わり続ける。
なんかそんなことないんじゃないかな。

(小泉さん)なるほどな。とはいえ、聞かないで接するって結構難しくないですか。やっぱり多分関わられる方って、子どもに対して多分前向きな、ある意味前のめりになった方々が多いなって思うんですけど。優しい間って、どうやって作るとか、自動的に生まれてくるって感じで意識してますか。

(斎さん)どうなんですかね。意識としては優しい間は生まれるもので、優しい間を産むって感覚あんまりないんですけど。今そこにある子どもの感情とか、思いとか考えてることと、こっちのそれに必ず差分がある。理解し合うことはできないし、体験を共有すること、感情を共有することはできるけれども、どこまでいってもやっぱり一つにはなることはできないので、そこをきちんと切り分けておく、っていうことはすごい大事なことじゃないかなと思っています。なので、このプログラムの中で大事にしているのはその部分で、子どもと関わる以前に、まずそこにいるあなた、そこにいる私っていうものが、どういう状態であるのかっていうのもすごい大事だと思ってるし、関わってる中で生まれてくる、「まずいことを言っちゃったかな」とか、「ここもっと聞いていいのかな」とか、そこで生まれる葛藤とか感情とかっていうものを、すごい大事にしていく必要があるなと。そこは常々本当に感じていて、よくボランティアの活動にしても「今の関わりで良かったのかな」とかそういう感情が回収されないまま日々が過ぎていくみたいなことがある。でもスタッフとして関わっている人たちは、そこまでフォローしてくれない、みたいなこともあったりするので、そこにこそ何か子どもと関わる面白さがあるかと思って。

自分自身を見つめる、他の人の話を聞くみたいな、そんなことをやってる中で、だんだん、だんだん「間」っていうものが紡がれていくんじゃないのかっていうのは感じるところですかね。

(小泉さん)ありがとうございます。今の「間が紡がれる」っていう表現すごい素敵ですね。

(斎さん)そうですね、紡がれる感じですね。

(小泉さん)やっぱそうなんだ。なんかすごい斎さんの話であったりだとか、たぶん斎さんのお話のされかたとかもそうなんだなと思ったんですけど、すごいあったかいんですよね。スライドの色とかもそうだなって思ったんですけど。一緒にいたくなるっていうのがさっき大事だよね、一緒にいると居心地が良くなる、っていうお話があったんですが、僕はすごい斎さんの話がとても居心地良く聞けていたなって思ってるんですね。30分間、お話いただいたんですけど、正直全然長いなとか思わずに、しかも結構内容面もどっしりとした内容をお話いただいているのに、しっかりと聞き入ってしまうとか。

自分の中で、「自分だったらどう考えるんだろう」とかを考えられるのは本当に斎さんの雰囲気だったりお話のしかたで、だからこそきっと人は優しい間を紡ぐことができ、もしかしたらその中で、一緒にいることによって心を開かれるっていう現象があるのかなっていうのは僕はすごい伺っていて強く感じたところでした。

(斎さん)いや、たまたま妹に子どもが生まれたからその多幸感でそういう雰囲気が出てたのかもわからないですけど。

(小泉さん)その可能性があるわけですね。大丈夫です、僕の知ってる斎さんは多分普段からこういう話し方だと信じてます。

(斎さん)ありがとうございます。

(小泉さん)まだまだ斎さんの話を聞き続けたいところではあるんですけれども、もう時間が迫ってきておりまして斎さんの方から、僕はスライドを見ているので知ってるんですけど、「最後に」という部分があるかと思うので、一旦ボールを斎さんの方にまたお戻ししたいと思います。

(斎さん)ありがとうございます。


C for Cに参加しませんか?

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ちょっとだけアナウンスさせていただきます。

PIECESですが子どもたちが孤立の中で生き続け、社会のことを信頼できなくなる明日よりも人の想像力から生まれる優しい間が溢れる未来を創りたい、と思ってるっていうのがこれまで伝えてきたところです。PIECESでの関わりって言うのもいろんな形があるかなと思っているのでそのご紹介です。


まずは今日のこのイベントで感じられたこととかあったら、感想とかでもいいんですけど、ぜひ何かSNSで #ひろがれPIECES を付けてコメントしてくれたら嬉しいです。実は昨日がPIECES設立から4周年なんですね。拍手してくれてありがとうございます。前の日にアニバーサリーイベントとかもあって、結構そこで、このハッシュタグでつぶやいてくれてる人とかもいたりするのでこれを見てもらうっていうのでもPIECESの良さがわかるかなと思ってます。

あとですねこのC for Cのプログラムがですねちょうど今、今期の募集が開始したところです。

※探究コースの募集は終了しております。基礎知識コース早割での販売は7/31まで!

先週から説明会を実施していたりするので、これは土曜日からスタートするんですけど、ぜひここにいらっしゃる皆様や、周りに関心がありそうな方がいたら、お声掛けいただけないかな思っています。今期ちょっと今までのコースが変わって「基礎知識コース」「探究コース」「プロジェクトコース」っていう感じで少し内容によってわかれています。

この探求コースっていうのがこの基礎知識コースも含む、講座とゼミと実践を全部やるコースですね。一番メインのコースです。
ただそれだけじゃなくてまずは基礎知識コースから、学びの部分ですね、やってみるみたいなこともできたりするので、何かぜひ関心持ってくださる方がいたらご参加いただいたりとか、紹介いただけたらなと思ってます。

あと地域を超えた、一般全国クラスっていうのがあって、水戸、といっても茨城県内から、あるいは去年とか千葉とかからも参加してくださった方がいたんですけど、参加はいろんなところからできるのでぜひというところです。

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今PIECESが今寄付のキャンペーンしてます。こんな素敵なPiecesの寄附サポーターになりたいという方がいらっしゃったら、ぜひ。
7月31日までに毎月の月々で寄付をしてくださる方+100人!キャンペーンみたいなことやってたりするので、ぜひその仲間に入ってください。
もしここでって方がいらっしゃったら、はい、QRコード貼っておりますので、よろしくお願いします。 

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(小泉さん)はい、皆さん今、携帯電話でのこのQRコードとりあえず読み取ってみてください。本当に皆さんいい人たちなんで携帯電話でどんどん読み取ってくれてます。

(斎さん)本当にありがとうございます。

いや、最初に言い忘れたんですけど水戸でプログラムをやってるっていうのもあるし、私はもう生まれたのは茨城ですね、茨城県利根町で生まれたんですけど。茨城には、勝手に縁があると思っているので、っていう大事な話をし忘れたと。

(小泉さん)いや、めちゃくちゃそうですね。たしかに大事ですよね。そもそもC for Cの活動は東京以外で最初に会ったのが茨城県でしたし、 セカンドリーグ茨城さんというNPOさんと会うことができ、水戸でプログラムを実施することになったので、何かそういう意味では本当に勝手に縁を感じているところもあるので、C for Cのプログラムを中心に、なんか今日のご縁でまた繋がっていけたらいいなと思ってますのでこれからもよろしくお願いします。

(斎さん)ありがとうございます。

(小泉さん)ということで一旦、時間となりましたのでヒラクフクシVol.4としては一度これで締めさせていただきたいなと思います。皆さんご参加くださいまして、また斎さん今日お時間いただきまして本当にありがとうございました。

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