二学期の終わりとテスト
早いもので、入学してから半年以上経ちました。
初めての中学校生活、運動会、文化祭を経験。
最近の心境は、中学生男子の行動の不可解さに「諦める」という「遠くで見守る作戦」を実施中の母です。
今回は、定期テストについて備忘録として書いてみたいと思います。
普段の勉強と定期テスト対策はこんな感じ
麻布中学は三学期制をとっているので、中学1年生は学期ごとに中間テストと期末テストがあります。
我が家は小学生の時から定期テストがあったので、子供も親もそれほど大変だ!って焦ることはなかったのですが
そうは言っても、精鋭揃いの麻布中学の学生達。
周りのお子さんがみんな優秀に見えて、母の胃がちょっぴりキリキリしました。
中学の授業はオリジナルテキストを使用しているので、テスト前になるとプリントの山をごそっと持って帰宅します。
普段は宿題があまり出ないのと、宿題を学校で終わらせることも多いので、家で勉強する姿を見ることが少ないのが我が家の現状。
(それでいいのか?とモヤモヤするのは親ばかり・・・w)
テストの前になると、数学のテスト対策のプリントが配られたり、予想問題のプリントを作ってくれる教科もあります。
どうやらこれは、教科ごとに違うというよりは、担当する先生によって対応が違うようで、同じ1年生でも担当の先生によってプリントが違うことがあるようです。
(基本のプリントは同じようですが、副教材がプラスされるみたい)
また、テストに向けてまとめの授業をしてくれたり、放課後にみんなで勉強をする時間を設けてくれたりと先生のサポートもあります。
保護者会では担任の先生から
「大丈夫ですよ、そんなに心配しなくても」
と言われるのですが、お母さん達は一様に心配そうな顔。
うんうん、わかります。
小学校時代は、受験に向けて一生懸命に勉強していた息子(達)が、中学に入学した途端に、勉強の量が減り変わりにスマホをいじる時間とゲームをする時間が増えていく。
その姿を見ていると、母は「これでいいのか?前はあんなに勉強していたのに!」とついつい思ってしまいます。
でもね、よーーーく考えてみると
中学受験のあの状況が、いわば特別な環境だったわけで
晴れて希望の中学に入学できた今くらいは、そんなにガツガツしなくてもいいのかも、って思ったりもするわけです。
(欲を言えば、コツコツ勉強は続けてほしい。でも、勉強以外のことも楽しんでほしいと思う親心)
そういうわけで
一学期と二学期の計4回の定期テストを経験し、得意な教科と苦手な教科が入り混じり、顕著に成績に差があることも含めて、今はとやかく言うのはやめようと、「忍耐の忍」を心に呟く日々です。
中学生にもなると、親がうるさく言ったって聞く耳を持ちませんからねw。
定期テストの実際
ここからはちょっと具体的なお話です。
中間テストは6教科
期末テストは9教科
テストがあります。
1日2教科ずつ行われ、期末テストの期間は中1日お休みを挟んで1週間テストが行われます。
午前中でテストが終わるので、午後からは時間がたっぷり!
ある意味、一夜漬けも不可能ではないスケジュールなので、子供もリラックスしまくっています。
採点されたテストは、子供に返却されますが、どうやら親に見せない・教えない家庭もあるようで・・・以下省略。
テスト後に成績表が各個人に配布され、自分の子供の点数と、学年のテストの成績分布表が配られます。
順位がつかないので、自分の子供が大体どの辺にいるのか、点数の分布表とにらめっこ。
(中学受験では、塾の成績が偏差値や順位など細かく知らされていたので、拍子抜けしてしまいます。しかし、こちらの方が実は普通なんですよね。)
中学生のテストはそれほどピリピリすることはないようですが、高校生に上がると実力テスト(通称:じつりき)があり、そのの結果が、大学の志望校を決める基準になるようで大事なんだそうです。(と教えていただきました)
期末テストの後のボーナスタイム
期末テストが終わると成績評価のため約1週間学校がお休みになります。
部活はありますが、授業はありません。
教科によっては、赤点をとった生徒に対し補習をするクラスもあるそうですが、これも絶対というわけではないようです。
ということは
一学期末と二学期末、夏休みと冬休みが始まる前、補習で呼び出しがない場合は、1週間まるっとお休みに。
子供達にとっては、実質は長期休みに入ったのと一緒のこと。
そう、ボーナスタイム!
↑このシステム、私立小学校も同様であり、知った時はとっても驚きました。
だって・・・7月なんてほぼ学校に行かないので、学童(アフタースクール)のお世話になりっぱなしだし、こんなに長い夏休みを、どうやりくりしたらいいのか頭を悩ませたからです。
中学生はどうか?といえば、部活に入っている限り、活動や夏合宿があるので、時間を持て余すことはなさそうです。
コロナ禍にあるため、合宿はかなり制限されているようですが、運動部だけではなく、生物部や将棋部なども合宿があるそうで、参加したお子さんはとても楽しそうでした。
まとめ
麻布中学のテストは、100点をとる人があまりいない(教科によりけりですが)ので、内容としては難易度が高いと言えます。
成績は、テストの点数に加えて実験レポート、課題の提出などが加点されるため、出すべきものを出し、やるべきことをやれば、それほど悪い成績をとることはなさそうです。
ついつい、テストの成績が気になってしまったり、復習しないとだめとか予習しなくていいのかしら?と、母は一人で不安になってしまいますが、
(軽く反省)
学校の先生がお任せください!と言ってくださる限り、母親はそっと見守っていこう、口を出してもろくなことにはならない、と自分に言い聞かせています。
以上、麻布のテストについては、こんな感じです。
いかがだったでしょうか?
最後までお読みくださりありがとうございました。
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ではまた、リアル中学生男子の日記を書こうと思いますので、お楽しみに!