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うみづり

昨日、フリースクールの校外学習で魚釣りに出かけた。インドア派なので、海に行くということだけでも億劫だ。なのに、釣り。かなり心配ではあった。

しかし、教室の担任は釣り名人である。ここはひとつ、しっかりとご教授いただいて、少しでも新しい世界を覗いてみようではないか。

「はい。じゃあ、この糸をここを通して仕掛けをつけまーす」と、担任の指導が始まった。うなずく生徒たち。
「はい、じゃあ、次はここに餌を入れまーす」先生の手元をじっと見る生徒たち。サビキという釣り方だ。
「はい、竿の持ち方はこうです。人差し指がここ、親指でおさえます。糸を指にかけて、少しずつ水面に餌をおろしていきます」
そう言って、ちょっとお手本を見せる先生が「あ、釣れたよ」と、竿を持ち上げ糸を巻くと、タイとバリという魚がかかっていた。なんだか簡単そう。

生徒たちは神妙な顔をして釣り糸を垂らす。割とすぐに釣れ、一気にテンションが上がる。餌を仕込んで、釣り糸を垂らし、しばらく様子を見て引き上げる。釣れても釣れなくても、これを繰り返す。すごい集中力で、ものも言わずに水面に目を凝らす。

強い潮風と炎天にさらされて3時間半。みんな頑張った。「餌が切れたのでそろそろ切り上げよう」と言われなければ、まだ釣りたい様子だった。釣果は31匹。それ以外にも、フグを大量に釣ったが、食べられないので全部リリースしていた。フグはギーギーと鳴くと知った。

わたしは釣りを楽しんだわけではなく、ずっと見守りサポーターだったので疲労困憊、という感じでもなかったが、家に帰ってシャワーを浴びたらドッと疲れが出てしまった。noteの記事更新をしないまま寝落ちして、ハッと気づけば23:59。とりあえずなんでもいいから投稿、と意味不明な内容で画像をアップしたが、0:00を回ってしまった。520回くらい連続投稿したが、ここでリセット。あ〜。

かなり悔しいけれども、人生まだまだ長いと信じて、また頑張ろうと思う。
さて、今日は釣った魚で調理実習だ。

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