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生物を学ぶ順番はどうなっているの?(小学校から高校まで)

こんにちは。もう一度理科を好きになりたいりかおじです。

興味関心を取り戻すには、自分が好きな分野から。
まずは生物について、子どもたちはどのような順番で学ぶのか調べました。

小学校(理科)

▼小学3年生
「昆虫と植物」…昆虫と植物の成長と体のつくり

▼小学4年生
「季節と生物」…動物と季節、植物と季節
「人の体のつくりと運動」…骨と筋肉

▼小学5年生
「植物の発芽、成長、結実」…種子の養分、発芽、成長の条件、受粉や結実
「動物の誕生」…卵の中の成長、水中の小さな生物、母体内の成長

▼小学6年生
「植物の養分と水の通り道」…でんぷん
「人の体のつくりと働き」…呼吸、消化・吸収、血液循環、臓器

ひとことコメント

・小学校の理科は3年生からですね
・まずは昆虫や植物、身近な生物の観察から入るのですね
・小学校では細胞について勉強しないみたいです

中学校(理科)

▼中学1年生
「植物の体のつくりと働き」…花、葉、茎、根
「植物の仲間」…種子植物、それ以外の植物

▼中学2年生
「生物と細胞」
「動物の体のつくりと働き」…声明を維持する働き、刺激と反応
「動物の仲間」…脊椎動物の仲間、無脊椎動物の仲間
「生物の変遷と進化」

▼中学3年生
「生物の成長と殖え方」
「遺伝の規則性と遺伝子」

ひとことコメント

・細胞について学ぶのは2年生
・進化について学ぶのも2年生
・以前は高校で教えていた遺伝は中学3年生へ移行

高校(生物基礎)

▼高校1年生
「植物の多様性と分布」…植生と遷移、気候とバイオーム
「生物の体内環境」…体内環境の維持の仕組み、免疫
「生物の特徴」…生物の共通性と多様性、細胞とエネルギー
「遺伝子とその働き」…遺伝情報とDNA、タンパク質の合成

ひとことコメント

・免疫について詳しく学ぶのは高校になってから
・DNAとタンパク質合成について学ぶのは高校になってから
・ミトコンドリアや葉緑体のエネルギーの話は高校になってから

高校の理系では「発展生物」を学習しますが、今回は割愛しています。

小学校:まずは昆虫や植物から興味・関心を持たせる
中学校:細胞や進化について学ぶのは中学2年生から
高校:目で見えない概念的な部分を扱うことが増える

このような流れであることがわかりました。

参考サイトはこちら(啓林館・PDF)

https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/tea/pdf/rika_list.pdf

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