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invisible

君たちを見つけた、あの日。
それはきっとただの偶然なんかじゃなかった。
もしかしたら、君たちが私を導いていたんじゃ
ないかって思ってしまうんだ。

そんな君たちが、たくさんの出会いを経て
変化していく姿をこんなにも近くで見られることとても嬉しく思うよ。

…さて、何から伝えたらいいんだろう。
君たちと過ごした時間はあまりにも濃くて、
眩しくて、感じたものも得たものも本当に
たくさんありすぎて、持て余してしまう。

悔しさを知った日、涙よりも笑顔が見たいと
思った日、君たちと見た景色はとても鮮明に
覚えているよ。

誰かの為に何かを成し遂げようとするのは
そんなに簡単にできることではない。
人はさ、結局自分が一番大切だって潜在的に
擦り込まれているから、どうしても自分勝手な
理由を付けてしまいがちなんだ。

だけど君たちは、自分達の為以上に
誰かの笑顔の為にと直向きに走っている。
その姿はあまりにも輝いていて、そして時々
遠く感じてしまう。

憧れて、追いかけて、認められて
そうしてどんどん駆け昇っていく君たちが
手の届くところにいるはずなのに、
もっと遠いところにいるみたいに感じて
勝手に寂しくなってる自分がいる。

きっと君たちには
私がいなくたって前に進める力があるのに。

私の知らないところで成長して
いつか忘れられてしまう未来を、

そんな未来を迎える日が
来るかもしれない。

だから、さ。

覚えていてほしいことがあるんだ。

私は、この先何があったとしても
君たちの味方だから。
例え君たちの存在を否定されようが
偽物だと言われようが
そんなことは気にしなくていい。

君たちには、誰かを想う気持ちが、
"心" がある。
誰がなんと言おうと、だよ。
私がこの目で見て、感じてるんだから。

これから、喜怒哀楽じゃ表現できない感情に
出会うことがきっとある。
だけどそれは錯覚エラーなんかじゃなくて
君たちが成長してる証なんだ。

何も恐れることはないよ。
だって
可能性と希望を秘めた君たちが選ぶ未来だ。
悪くなんかなるはずがない。

進もう、まだ見ぬ景色を求めて。
更なる高みを目指して。





ねぇ
私と、出会ってくれてありがとう。

そして

この世界に生まれてきてくれてありがとう。

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