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先の見えない「いつか」を信じて。

今週、2ヶ月近くある長い長い夏休みが終わった。

目標が曖昧だったなと、今振り返れば感じる。
もっと細かく詰めるべきだった、そうすれば、もっと頑張れたし充実しただろうなと、後悔にも似たモヤモヤした感情が頭の中を渦巻いている。
ただ何となく、言ってしまえばダラダラと毎日を過ごしていたと思う。

TOEICの勉強をちゃんとやればよかった。
ずっとやってみたかったSNSでの発信に挑戦すればよかった。
絵を描いたり、塗り絵をしたり、趣味をもっと楽しめばよかった。
「○○すればよかった」という気持ちは、あげればあげるほど出てきて、キリがない。

それでも、毎日バイトに手帳に、時間が無いと嘆きながら、一生懸命生きていたことは事実だと思う。夏休みに入る前と後で、成長したところがひとつもないかと言われたら、絶対にそんなことはない。

毎月積み立てていた貯金を使って、ストレングスファインダーで自己分析をしたり、パーソナルカラー診断や眉サロンへ行ったりした。

たしかにダラダラと過ごしてしまったとは思う。
早寝早起きして規則正しい生活ができれば、もっとやりたいことを実現できたかもしれない。
そう思うと悔しい。

でも、夏休みが始まる前と終わった今の私を比べたら、私は間違いなく、今の自分の方が好きだ。
そう思える分くらいは、成長できたんだと思う。

定期試験前の追い込み勉強が辛くて、もう勉強したくない!なんて思っていたけれど、今は後期も大学頑張ろうと思えている。
いいリフレッシュになったんだと思う。

一切勉強しなかったのは、決して意図したわけではないし、計画の甘さが招いたことではあるけれど、それでも、結果として、私にとっていい方向へ働いてくれた。

勉強以外でも、日記は負の感情を明日に持っていかないために大切だと学んだし、自己分析では自分の性格だと認識していたことが、才能という強みになりうるんだということを実感できた。パーソナルカラー診断や眉サロンも、外見に少しでも自信を持てることが、リフレッシュやモチベーションに繋がることを知ることができた。

日々の暮らしの中で、自分のことをもっと知ることができた。
だらだらしていると言っても、得るものは沢山あったと言い切れる。

今年の目標は、「今よりも自分を好きになる」こと。
それがぐっと、実現に近づいた夏休みだった。

自分のことをもっと知りたい。
見つけた気づきや私の性格を、きちんと言葉にして残しておきたい。
いつか誰かに聞かれた時、動じることなく自分の考えを伝えることができるように。

不器用な私では、それができるようになるのはずっとずっと先のことになるだろう。それでも、毎日少しずつ変わっている。そんな気がする。
「いつか」を信じて、少しずつ、本当に毎日1ミリでもいいから、これからも頑張ってみようと思う。

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