言葉ひとつで、世界は変わる
“言葉ひとつで、世界は変わる”
大学に通い始めて1年が経った今、1番に感じるのが、言葉の力だ。
大学に入学した頃の私は、高校での日々を引きづったまま、心を閉ざして過ごしてきた。
友達は作らないとそう心に決めながら、どこか寂しいと感じている自分がいることに目を逸らして過ごしていた。
そんなある時、大学である友達に出会い、いつまでも過去を引きずっていられないと思った。
「もっとわがままになっていいよ」と、その子は言った。
その日家に帰ってすぐに、自分のなりたい姿、やりたいこと、自分の嫌いなところ、取りたい資格などなど、自分の心の内をすべて紙に書出していった。
そうすることで、今何をしなきゃいけないのか、どうすればいいのかがはっきりと見え、否定的な要素への捉え方が変わった。
もちろん、次の日からの生活が劇的に変わったということはないが、前向きに捉えられることが増え、少しづつ毎日が充実していった。自分のやりたいこと、好きなことのために、努力できる今が、楽しくてたまらなかった。
捉え方を変えるだけで、私の中の言葉を変えるだけで、こんなに世界が変わって見えるんだ、そう思った瞬間。
今、人間関係が上手くいかなくて苦しい思いをしている人、夢が叶わなくて辛い思いをしている人、人は辛い時ほど“私じゃダメなんだ”と思ってしまいがちだ。でも、絶対にそんなことない。
無理に声に出そうとしなくていい、自分の心に宣言するだけでいい。どんな形でもいいから、今の自分の思いを、形を、言葉にしてみてほしい。それだけで、見える世界は変わるから。
言葉にしたことで私の1年は変わった。私から見えているものも、思い出したくもなかった過去も、私の言葉ひとつで、大切なことに変化した。というより、言葉にしたことで、どんな思い出も大切なんだと気づくことができた。
不器用でもいい、今のあなたの思いを、自分に、誰かに、伝えてみてほしい。
声に出す勇気が出ない人は、ぜひ、文字として書いてみるのもいいと思う。noteに投稿すれば、あなたのことを“頑張れ”と応援してくれる人が、きっとあたたかいスキを押してくれるはずだ。私もその1人になりたい。
言葉ひとつで、毎日はきっと変えられる。
私はそう信じて、今日も生きている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?