諦めたから成長がある。
つくづく思う。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」は名言だと。
諦めたら今までの努力が全て無駄になる。
積み重ねたものが全て塵になる。
ただ、「無駄な努力」もあることは確かである。
やっても意味のない努力をしているのにも関わらず、「諦めたら試合終了ですよ」の考えで、ずっと継続していても結果は出ない。
だから「諦めること」も必要である。
今までの人生で諦めなくて良かった事はたくさんあるだろうが、諦めて良かったこともあるだろう。
個人的には24歳までにプロ野球選手になれなかったら諦めるという制限をつけ、残念ながらなれなかったから諦めたが後悔はない。
15年にも渡る挑戦を諦め、周りの声には「勿体無い」「もう少し頑張ろう」という声もあった。
冒頭に言った通り、15年間積み重ねてきた努力が塵になる実感はあった。
ただ、迷いはなかった。
24歳まで全力で水をやっても花が咲かないなら、その種は花を咲かすことのない花なのである。
そう確信していた。
その結果、僕は24歳から色々な事に挑戦することができている。
だから24歳で諦めて良かったと思っている。
その後も挑戦を繰り返しては「諦めること」を繰り返してきた。
今までの諦めの全てに後悔はない。
無駄にもなっていない。
経験となり、次の挑戦に繋がっている。
今僕が挑戦しているものはたくさんあるが、その中でも1番力を入れているのがMLB (メジャーリーグ)の解説チャンネル(YouTube)である。
今まで挑戦してきた動画編集とそして野球時代の知識と経験が役に立っている。
こうして野球経験を活かしているから、15年間に及ぶ野球の努力は塵とならなかったようだ。
人はこうやって挑戦と諦めを繰り返し成長する。
挑戦の中で掴んだ経験を次の挑戦に活かすことでしか、挑戦はできない。
アイデアは全て経験の中から生まれる。
これからもたくさんの事に挑戦していきたい。
僕の花はいつ咲くか分からない。
ただ、咲くまで水をやり続ける。
そのために色々な肥料を与えてみる。
「諦めたら試合終了ですよ」は間違いない。
ただ「諦めがあるから、成長がある」のも間違いない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?